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KeePer技研株主優待が2026年9月15日に変更されました。1株を2株にする株式分割に合わせて、キーパーLABOの割引率が3段階から6段階に細かくなります。下がった区分はひとつもありません。ただし優待をもらうための最低投資額は変わらない点に注意が必要です。
📈 KeePer技研(6036)株価チャート
¥3,590 -10(-0.28%)出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-16 07:19 更新
💰 KeePer技研(6036)最低投資額の目安
※ 株価は前営業日の終値を使用。毎日20:00自動更新(2026-09-25更新)。 最低投資額は相場変動により変わります。投資判断はご自身でご確認ください。
🚨 2026年9月15日:株式分割・株主優待制度の一部変更・配当予想の修正を同時発表
| 項目 | 内容 |
| 開示日時 | 2026年9月15日 16:40(TDnet適時開示・取締役会決議) |
| 開示タイトル | 株式分割、株主優待制度の一部変更及び配当予想の修正に関するお知らせ |
| 株式分割 | 普通株式1株につき 2株(基準日2026年10月31日/効力発生日2026年11月1日) |
| 優待の変更 | 割引率の区分を 3段階 → 6段階 に細分化。最上位に37%OFFを新設 |
| 優待の適用開始 | 株式分割後最初に到来する 2026年12月31日の基準日 から |
| 配当予想の修正 | 2027年6月期 年100円 → 年50円(分割後ベース・実質的な変更なし) |
開示は9月15日の大引け後です。同日の夜間PTSでは3,682円(終値比+2.56%)まで買われました。
📌 この記事でわかること
- KeePer技研株主優待の変更前と変更後の全区分
- 分割前の株数に換算して比べると、どこが増えてどこが据え置きか
- 株式分割をしても優待の最低投資額は下がらないという落とし穴
- この優待の利回りを金額で計算できない理由
- VTホールディングスの30,000円券が使える条件
- 年100円の配当に前期は特別配当40円が含まれていた事実
- 2026年10月〜2027年6月の日程まとめ
- 向いている人・向いていない人
🗺️ この記事の全体像
① 何が変わったか
割引率の区分が3段階から6段階へ。23%・27%・37%の3区分が新設されました。
② 下がった区分はない
分割前の株数に換算して比べると、据え置きか増加のどちらかです。
③ 最低投資額は据え置き
優待の最低ラインが分割後200株なので、必要な金額は約35.9万円のままです。
④ 利回りは出せない
割引券と車の購入券なので、QUOカード型のように金額換算できません。
KeePer技研株主優待の基本情報
2026年9月15日(火)の終値ベースで整理します。以降この記事の数値は、すべてこの時点で固定します。
| 項目 | 2026年9月15日終値ベース |
| 証券コード / 市場 | 6036 / 東証プライム・名証プレミア |
| 株価 | 3,590円(前日比 -10円・-0.28%) |
| 最低投資額(100株) | 359,000円 |
| 優待の基準日 | 毎年6月30日(贈呈は年1回) |
| 継続保有条件 | 12月31日と6月30日時点の株主名簿に、同一株主番号で2回以上連続して記載されること |
| 優待品の発送時期 | 毎年9月上旬ごろ |
| 年間配当予想(2027年6月期) | 100円(分割前ベース)/ 50円(分割後ベース) |
| 配当利回り | 2.79% |
| PER(会社予想) | 15.75倍 |
| PBR(実績) | 3.90倍 |
| ROE | 実績45.58%(前期の投資利益で押し上げられた数値)/ 会社予想ベースでは24.8% |
| 時価総額 | 約1,015億円 |
| 発行済株式数 | 28,280,840株 → 分割後 56,561,680株 |
| 年初来高値 / 安値 | 3,775円 / 2,478円 |
| 決算期 | 6月期 |
| 代表者 | 代表取締役会長兼CEO 谷 好通 |
出所:Yahoo!ファイナンス・日経会社情報・KeePer技研公式IR(確認日:2026年9月16日)
優待の内容|変更前と変更後の全区分
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優待は2種類あります。キーパーLABO店舗で使える割引券と、VTホールディングスのグループ店舗で車を買うときに使える30,000円の優待券です。変更されるのは前者の割引率の区分です。
変更前(株式分割前の株数)
| 保有株式数 | キーパーLABO割引 | VTHD特典 |
| 100株以上1,000株未満 | 20%OFF | 30,000円 |
| 1,000株以上2,000株未満 | 25%OFF | 30,000円 |
| 2,000株以上 | 30%OFF | 30,000円 |
変更後(株式分割後の株数)
| 保有株式数 | キーパーLABO割引 | VTHD特典 |
| 200株以上500株未満 | 20%OFF | 30,000円 |
| 500株以上2,000株未満 | 23%OFF(新設) | 30,000円 |
| 2,000株以上3,000株未満 | 25%OFF | 30,000円 |
| 3,000株以上4,000株未満 | 27%OFF(新設) | 30,000円 |
| 4,000株以上50,000株未満 | 30%OFF | 30,000円 |
| 50,000株以上 | 37%OFF(新設) | 30,000円 |
キーパーLABO割引券の有効期限は発行日から1年間で、期間中は何度でも使えます。車検・板金・ウインドウフィルムは対象外で、他の割引との併用もできません。VTHD特典は全区分共通で30,000円です。
分割前の株数に換算すると、どこが増えたのかがわかる
上の2つの表は株数の基準が違うので、そのままでは比べられません。分割後の株数を2で割って、分割前と同じものさしに揃えます。
| 分割前換算の株数 | 分割後の株数 | 変更前 | 変更後 | 差 | 必要額(3,590円時) |
| 100株 | 200株 | 20% | 20% | 据え置き | 359,000円 |
| 250株 | 500株 | 20% | 23% | +3pt | 897,500円 |
| 1,000株 | 2,000株 | 25% | 25% | 据え置き | 3,590,000円 |
| 1,500株 | 3,000株 | 25% | 27% | +2pt | 5,385,000円 |
| 2,000株 | 4,000株 | 30% | 30% | 据え置き | 7,180,000円 |
| 25,000株 | 50,000株 | 30% | 37% | +7pt | 89,750,000円 |
読み取れることは3つあります。
- 下がった区分はひとつもありません。据え置きか増加のどちらかです。
- 増えたのは もともとの段階と段階のあいだ です。旧制度では100株から999株まで一律20%でしたが、新制度では250株相当から23%に上がります。
- いちばん増えたのは 50,000株以上(分割前25,000株相当)の37% です。ただし必要額は約9,000万円で、個人にはほぼ関係のない区分です。
会社は変更の理由を「株式分割後の投資単位の引下げを踏まえ、株主優待制度の魅力を維持・向上させるとともに、投資家層のさらなる拡大及び中長期的な保有の促進を図るため」と説明しています。分割で株数の刻みが細かくなったぶん、優待の刻みも細かくしたという整理です。
見落としやすい点|株式分割をしても優待の最低投資額は下がらない
株式分割の目的は、会社の説明にあるとおり「投資単位あたりの金額を引き下げること」です。実際、株だけを買うなら必要額は半分になります。
⚠️ 分割前後で必要な金額はこう変わる
| 目的 | 分割前 | 分割後 | 判定 |
| 株を買うだけ (1単元) | 100株 359,000円 | 100株 約379,000円 | 半分になる |
| 株主優待をもらう (最低ライン) | 100株 359,000円 | 200株 約379,000円 | 変わらない |
分割後の株価は理論上1,795円になります。1単元100株なら約179,500円で買えますが、それでは優待の対象になりません。優待に必要なのは200株です。
「分割で優待が買いやすくなった」と考えて分割後に100株だけ買うと、優待がもらえません。ここは間違えやすいところです。優待目的なら、必要な金額は分割の前後で変わらないと理解しておいてください。
継続保有の判定は分割前の期間も通算される
開示文には「継続保有期間については株式分割前の保有期間も通算して判定し、株式分割前の基準日における保有株式数については、100株以上を株式分割後の200株以上に相当するものとして取り扱います」と書かれています。すでに100株を持っている人は、分割で自動的に200株になるので不利益はありません。
この優待は「利回り何%」で語れません
株主優待の記事では優待利回りを計算するのが普通ですが、KeePer技研の優待は金額に換算できません。理由は2つあります。
① キーパーLABO割引は「割引券」
QUOカードのような金券ではありません。20%OFFの価値は、その年にいくら使ったかで決まります。まったく使わなければ価値はゼロです。
② VTHDの30,000円券は車の購入時のみ
新車・中古車を買うときに使う優待券です。車を買う予定がない年は使えません。額面の30,000円をそのまま利回りに足すのは実態と合いません。
そのうえで、あえて試算するとこうなります。あくまで「その金額を実際に使った場合」の仮定です。
| 年間のキーパーLABO利用額(仮定) | 20%OFFの割引額 | 359,000円に対する換算利回り |
| 0円(使わない) | 0円 | 0.00% |
| 30,000円 | 6,000円 | 1.67% |
| 50,000円 | 10,000円 | 2.79% |
| 100,000円 | 20,000円 | 5.57% |
つまりこの優待は「車をきれいに保つことにお金を使っている人ほど価値が出る」設計です。近くにキーパーLABOの店舗があり、毎年コーティングを頼む習慣がある人にははっきり得ですが、そうでなければ数字はゼロに近づきます。金額が確定しているQUOカード型の優待とは性質がまったく違う点を押さえてください。金額で比べたい場合は株主優待高利回りおすすめ2026【10選】のほうが参考になります。
配当|年50円への修正は減配ではありません
同時に発表された配当予想の修正は、株式分割に伴う機械的な調整です。会社も「株式分割を考慮しない場合の配当予想に実質的な変更はありません」と明記しています。
| 2027年6月期 | 第2四半期末 | 期末 | 年間 |
| 前回予想 | 0円 | 100円 | 100円 |
| 今回修正予想 (分割後ベース) | 0円 | 50円 | 50円 |
| 前期実績 (2026年6月期) | ― | ― | 100円 うち特別配当40円 |
注目したいのは前期の内訳です。2026年6月期の年100円には特別配当40円が含まれていました。普通配当だけなら60円です。
一方、2027年6月期の予想100円(分割前換算)には特別配当の記載がありません。普通配当どうしで比べると60円から100円相当へ増える計算になります。「年100円で横ばい」と見えて、中身は変わっているということです。
配当は期末一括
KeePer技研は中間配当を出さず、期末に一括で支払います。6月決算なので、配当の基準日は毎年6月30日です。優待の贈呈基準日と同じ日なので、配当と優待をまとめて取りにいく形になります。
業績|営業利益は前期に足踏み、今期は3割増の計画
優待を判断する前に、会社の数字も確認しておきます。
| 区分 | 実績・予想 |
| 2026年6月期 実績 | 売上高 259.6億円(前期比 +12.4%) 営業利益 69.15億円(同 -2.6%) 純利益 98.3億円(同 +101.1%) |
| 純利益が2倍になった理由 | 投資有価証券の売却などによる利益が寄与。本業の伸びではありません |
| 2027年6月期 予想 | 営業利益 前期比 +30.3% |
| 配当性向(2026年6月期) | 27.8% |
売上は2桁で伸びているのに営業利益が2.6%減ったのは、店舗網の拡大にかかる費用が先行しているためと読めます。今期は営業利益で3割増を計画しており、この計画どおりに進むかどうかが株価の軸になります。
実績ROE45.58%という数字は、前述の投資利益で膨らんだ純利益がもとになっています。会社予想ベースのROEは24.8%です。それでも高い水準ですが、45%が続く前提で見るのは誤りです。PBR3.90倍という評価は、この高ROEと成長期待の裏返しになっています。
2026年10月〜2027年6月の日程まとめ
株式分割と優待の適用開始は日付がずれています。順番に並べます。
📅 10月16日(金)
基準日設定公告分割の基準日を公告(予定)
📅 10月30日(金)
分割の実質基準日基準日10月31日は土曜のため
📅 11月1日(日)
分割の効力発生1株が2株になります
📅 12月31日(木)
優待の基準日新しい贈呈基準がここから適用
📅 2027年6月30日(水)
優待の贈呈基準日この日の株主に優待を贈呈
| 日付 | 内容 |
| 2026年10月16日(金) | 基準日設定公告日(予定) |
| 2026年10月28日(水) | 株式分割の権利付最終日(実質基準日10月30日の2営業日前) |
| 2026年10月31日(土) | 株式分割の基準日(実質10月30日金曜) |
| 2026年11月1日(日) | 株式分割の効力発生日。発行済株式総数は56,561,680株へ |
| 2026年12月28日(月) | 12月末基準日の権利付最終日(東証の年内最終売買日は12月30日) |
| 2026年12月31日(木) | 新しい贈呈基準が適用される最初の基準日(継続保有の判定日) |
| 2027年6月30日(水) | 優待の贈呈基準日。この日時点で条件を満たす株主が対象 |
| 2027年9月上旬ごろ | 優待品の発送 |
株式分割そのものは、持っている資産の価値を変えません。100株が200株になり、株価は理論上半分になります。分割の権利付最終日を気にして慌てて買う必要はない、という点は押さえておいてください。
KeePer技研株主優待が向いている人・向いていない人
✅ 向いている人
- 生活圏にキーパーLABOの店舗がある
- 毎年コーティングや洗車にお金を使っている
- 数年以内に車の買い替えを考えている(VTHD券が生きる)
- 6か月以上の継続保有を前提にできる
- 約36万円を1銘柄に振り向けられる
⛔ 向いていない人
- 車を持っていない・使う予定がない
- 金額が確定した優待(QUOカード等)が欲しい
- 1回の権利取りだけで済ませたい(継続保有が条件)
- PBR3.90倍という水準に割高さを感じる
- 配当利回り2.79%では物足りない
🔗 一次情報で確認する
出所:企業IR(確認日:2026年09月)/2026年9月15日付TDnet適時開示「株式分割、株主優待制度の一部変更及び配当予想の修正に関するお知らせ」
KeePer技研株主優待に関するFAQ
Q1. 優待がもらえるのは何月の権利ですか?
贈呈の基準日は毎年6月30日で、年1回です。発送は9月上旬ごろになります。ただし継続保有の判定に12月31日時点の株主名簿も使うため、12月末にも名簿に載っている必要があります。
Q2. 新しい優待区分はいつから適用されますか?
株式分割後最初に到来する2026年12月31日の基準日からです。株式分割の効力発生日は2026年11月1日なので、その直後の基準日から新しい株数区分に切り替わります。
Q3. 今100株持っています。分割後に何かする必要はありますか?
ありません。分割で自動的に200株になり、これは新制度の最低ライン200株を満たします。継続保有期間も分割前から通算されるため、買い足しは不要です。
Q4. 分割後に100株だけ買えば優待はもらえますか?
もらえません。新制度の最低ラインは分割後200株です。分割後の株価が理論上1,795円だとすると、200株で約359,000円が必要になります。分割前と同じ金額です。
Q5. 優待利回りは何%ですか?
計算できません。キーパーLABOの優待は金券ではなく割引券で、価値は利用額に比例します。VTホールディングスの30,000円券も車を購入するときにしか使えません。年間50,000円分の施工を頼んだ場合、20%OFFで10,000円相当となり、359,000円に対する換算利回りは2.79%になります。
Q6. 配当が100円から50円に減ったのですか?
減配ではありません。1株を2株にする株式分割に合わせた機械的な調整です。会社も「株式分割を考慮しない場合の配当予想に実質的な変更はありません」と明記しています。分割後50円は分割前の100円に相当します。
Q7. 割引券はどの店舗で使えますか。使えないサービスはありますか?
全国のキーパーLABO店舗で使えます。有効期限は発行日から1年間で、期間中は何度でも利用できます。ただし車検・板金・ウインドウフィルムは対象外で、他の割引との併用もできません。優待品の発送は日本国内の住所に限られます。
Q8. 株価はこの発表にどう反応しましたか?
開示は9月15日の大引け後(16:40)でした。同日の夜間PTSでは3,682円(終値3,590円に対して+2.56%)まで買われています。市場が本格的に織り込むのは翌9月16日以降です。
📋 まとめ:KeePer技研株主優待の要点
KeePer技研株主優待は、2026年9月15日の株式分割にあわせて割引率の区分が3段階から6段階に細かくなりました。下がった区分はなく、実質的な拡充です。ただし優待をもらうための最低投資額は約36万円のまま変わりません。
- 株価3,590円・最低投資額 359,000円(2026年9月15日終値)
- 割引率の区分が 3段階 → 6段階。23%・27%・37%を新設
- 分割前換算で比べると 据え置きか増加のみ。引き下げはゼロ
- 株式分割は 1株→2株(基準日10月31日・効力発生日11月1日)
- 新基準の適用は 2026年12月31日の基準日 から
- 優待の最低ラインは分割後200株。必要な金額は分割前と同じ
- 贈呈基準日は 毎年6月30日・年1回。発送は9月上旬ごろ
- 継続保有は12月31日と6月30日で 2回以上連続して名簿に載ること
- 優待は割引券と車の購入券のため 優待利回りは算出できません
- 配当は年100円(分割後50円)で 利回り2.79%。減配ではありません
- 前期の年100円には 特別配当40円 が含まれていました
- PER15.75倍・PBR3.90倍。実績ROE45.58%は投資利益で膨らんだ数値です
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