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Orchestra株主優待が2026年9月25日に拡充されました。これまで必要だった「1年以上の継続保有」がなくなり、200株以上なら保有期間に関係なくデジタルギフト15,000円分の対象になります。さらに上場10周年の記念優待10,000円分と、配当予想の30円→50円への増額も同時に発表されました。12月末の権利に向けて、何がどれだけ変わったのかを整理します。

📈 Orchestra Holdings(6533)株価チャート

¥1,228 +15(+1.24%)
¥1,102 ¥1,146 ¥1,190 ¥1,233 ¥1,277 6/25 7/9 7/24 8/7 8/25 9/8 9/25

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-28 07:11 更新

💰 Orchestra Holdings(6533)最低投資額の目安

約24.6万円 (200株 × ¥1,228.0 = ¥245,600) 総利回り目安 10.18%

※ 株価は前営業日の終値を使用。毎日20:00自動更新(2026-09-28更新)。 最低投資額は相場変動により変わります。投資判断はご自身でご確認ください。

📌 この記事でわかること

  • 拡充前と拡充後の優待内容の違い
  • 上場10周年の記念優待(2026年12月限り)の条件
  • 「1年以上の継続保有」の判定方法と、いつから16,500円になるか
  • 配当予想の30円→50円への増額と配当推移
  • 2026年と2027年以降で変わる利回りの計算
  • 発表後にPTSで24%上がった株価で買う場合の利回り
  • 買う前に確認したい4つの注意点

🗺️ この記事の全体像

① 保有期間の条件が消えた

200株以上なら1年未満でも15,000円分。今から買っても今年の対象です。

② 記念優待1万円

2026年12月31日基準の今回限り。通常分と合わせて25,000円分です。

③ 配当は50円へ

年30円の予想を50円へ増額。前期12円から約4.2倍です。

④ 株価の急変に注意

発表当夜のPTSは+24.43%。買う値段で利回りが大きく変わります。

Orchestra株主優待の基本データ

2026年9月25日(金)の終値ベースで整理します。優待拡充の発表はこの日の取引終了後だったため、終値には発表の内容がまだ反映されていません。

項目2026年9月25日終値ベース
証券コード / 市場6533 / 東証プライム
株価1,228円(前日比 +15円・+1.24%)
同日夜のPTS1,528円(+24.43%)
優待の必要株数200株以上(100株は対象外)
最低投資額(200株)245,600円
優待内容(通常)デジタルギフト 15,000円分(1年以上保有は 16,500円分)
記念優待(今回限り)デジタルギフト 10,000円分(2026年12月31日基準・200株以上)
優待の基準日毎年12月31日
権利付最終日2026年12月28日(月)
年間配当予想(2026年12月期)50円(期末のみ)※9月25日に30円から修正
配当利回り4.07%
総合利回り(200株・2026年12月)14.25%(記念優待を含む)
PER(会社予想)/ PBR(実績)11.98倍 / 1.71倍
ROE / 自己資本比率13.40% / 40.2%
時価総額 / 発行済株式数約123億円 / 10,034,200株
年初来高値 / 安値1,319円(1月29日)/ 960円(6月12日)
出来高(9月25日)14,500株
決算期12月期(IFRS)

出所:Orchestra Holdings「株主優待制度の拡充及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」(2026年9月25日)/Yahoo!ファイナンス。確認日:2026年9月27日。PERは修正前の会社予想にもとづく表示値です。

Orchestra Holdingsは、企業のデジタルマーケティングとDX支援を2本柱にする会社です。本社は東京都渋谷区の恵比寿で、連結の従業員数は1,339人。2016年9月14日に上場し、2026年でちょうど10年になりました。

拡充前と拡充後で何が変わったか

優待そのものは2025年11月14日に新設されたばかりです。そのときの条件と、今回の拡充後を並べます。

保有株数・期間拡充前(2025年11月新設時)拡充後(2026年12月基準〜)
200株以上・1年未満対象外(なし)15,000円分
200株以上・1年以上15,000円分16,500円分
記念優待(2026年12月のみ)なし+10,000円分
100株対象外対象外

出所:Orchestra Holdings 2026年9月25日開示、ダイヤモンド・ザイ(2025年11月14日・2026年9月26日)。優待はいずれもデジタルギフトです。

いちばん大きな変化は「新しく買った人も今年から対象になる」ことです。拡充前の条件では、初回(2026年12月)の優待を受け取るには2025年12月末から株主である必要がありました。今回の変更で、12月28日までに200株を持てば通常分15,000円+記念10,000円の25,000円分が対象になります。

会社は変更の理由を「当社株式への投資魅力を一層高め、より多くの株主の皆様に当社株式を保有いただく」ためとしています。保有期間の条件をなくしたのは、株主の数を増やしたいという意図がはっきり表れた変更です。

「1年以上の継続保有」の判定方法

1年以上保有すると優待は1,500円分増えます。判定は、6月末と12月末の株主名簿で行われます。

■ 継続保有の定義(開示資料より)

毎年12月31日を基準日とし、6月30日及び12月31日の株主名簿に3回以上連続して、200株以上の保有が同一株主番号にて記載される状態

2026年12月に初めて株主になった人が、16,500円分の対象になるまでの流れは次のとおりです。

📅 2026年12月31日

1回目の記載

15,000円+記念10,000円=25,000円分

📅 2027年6月30日

2回目の記載

優待の基準日ではありません

📅 2027年12月31日

3回目の記載

3回連続で16,500円分の対象

① 同じ株主番号が必要

一度すべて売って買い直すと、株主番号が変わることがあります。つなぎ売りなどで名簿の記載が途切れると、連続の条件を満たせません。

② 200株を割らない

6月末の時点で200株を下回っていると、連続の記録が途切れます。途中で一部を売る場合は注意が必要です。

③ 差額は1,500円分

1年未満15,000円と1年以上16,500円の差は1,500円分です。200株の投資額に対しては0.6%ほどの差になります。

拡充前は「1年以上」が受け取りの条件でしたが、拡充後は「上乗せ」の条件に変わりました。条件の意味が変わった点を押さえておくと、制度の読み違いを防げます。

配当は30円から50円へ|9期連続の増配予想

優待の拡充と同時に、2026年12月期の配当予想も引き上げられました。配当は期末の年1回で、中間配当はありません。

決算期年間配当前期比
2017年12月期0円―
2018年12月期5円+5円
2019年12月期6円+1円
2020年12月期7円+1円
2021年12月期8円+1円
2022年12月期9円+1円
2023年12月期10円+1円
2024年12月期11円+1円
2025年12月期12円+1円
2026年12月期
(修正後予想)
50円+38円

出所:ダイヤモンド・ザイ(2026年9月26日)掲載の配当推移、Orchestra Holdings 2026年9月25日開示。修正前の予想は年30円でした。

■ 年間配当の推移

2018年12月期5円
2021年12月期8円
2024年12月期11円
2025年12月期12円
修正前予想30円
修正後予想50円

1円ずつ増やしてきた配当が、2026年12月期に一気に跳ね上がります。1株当たり利益の会社予想102.50円に対して、50円の配当性向は当サイト試算で約48.8%です。

配当と優待を同時に強化したのは、株主の数を増やしたいという会社の姿勢の表れです。配当の決め方の違いは高配当株選び方利回り2026でも整理しています。

利回りの計算|2026年と2027年以降で分けて考える

記念優待は今回限りなので、今年と来年以降では利回りが違います。9月25日終値1,228円・200株(245,600円)で計算します。

ケース優待配当(200株)優待利回り総合利回り
2026年12月
(新規・1年未満)
25,000円分10,000円10.18%14.25%
2026年12月
(2025年12月から保有)
26,500円分10,000円10.79%14.86%
2027年12月以降
(1年以上・記念なし)
16,500円分10,000円6.72%10.79%
参考:拡充前の新規株主
(2026年12月)
0円6,000円0%2.44%

※2027年以降の配当は2026年12月期予想の50円を据え置いた場合の試算です。配当は税引前、優待はデジタルギフトの額面で計算しています。

■ 新しく200株買った人の総合利回り(1,228円換算)

拡充前2.44%
2027年以降10.79%
2026年12月14.25%

拡充前の条件で新しく株主になった人は、2026年12月は配当しか受け取れませんでした。今回の変更で、新規株主の受け取り額は6,000円から35,000円へ増えます。

優待額が大きいため、1株あたりで見ると200株ちょうどが最も効率的です。300株以上に増やしても優待は同じ額なので、優待目的なら200株にそろえるのが基本になります。株数で利回りが変わる銘柄の考え方は株主優待高利回りおすすめ2026でも扱っています。

PTSで24%上昇|買う値段で利回りはどう変わるか

発表は9月25日の18時15分でした。同じ日の夜、PTSでは1,528円と終値から24.43%高い値がついています。月曜日の東証で同じような値がつくと、利回りは大きく下がります。

買値200株の投資額2026年12月の総合利回り2027年以降の総合利回りメモ
1,228円245,600円14.25%10.79%9月25日終値
1,319円263,800円13.27%10.05%年初来高値(1月29日)
1,528円305,600円11.45%8.67%9月25日夜のPTS
1,800円360,000円9.72%7.36%―

※当サイト算出。2026年12月は通常15,000円+記念10,000円+配当10,000円、2027年以降は1年以上保有の16,500円+配当10,000円で計算しています。

PTSの1,528円は、年初来高値の1,319円を15.8%上回る水準です。PTSは取引量が少なく、東証の値段とずれることもあります。発表直後に飛びつくより、東証で値段が落ち着くのを確認してから判断するほうが無難です。

12月権利の日程|権利付最終日は12月28日

優待と配当の基準日はどちらも12月31日です。年末は休場日が続くため、権利付最終日は例年より早めに来ます。

📅 12月28日(月)

権利付最終日

この日の大引けまでに200株以上を買えば今年の優待と配当の権利を得られます

📅 12月29日(火)

権利落ち日

この日に買っても今年の権利は得られません

📅 12月31日(木)

基準日

株主名簿が確定する日です

■ 200株で受け取れるもの(2026年12月基準・新規株主)

通常優待:デジタルギフト 15,000円分

記念優待:デジタルギフト 10,000円分

期末配当:50円 × 200株 = 10,000円(税引前)

配当はNISA口座で受け取れば非課税になります。NISA枠の使い方は新NISA完全ガイド2026で整理しています。

業績の中身|2026年12月期は増収増益の予想

優待と配当を増やす裏付けになる業績です。売上は3期続けて伸びており、2025年12月期は利益が大きく増えました。

決算期売上収益営業利益親会社帰属当期利益
2023年12月期121.09億円7.66億円4.74億円
2024年12月期140.37億円
+15.9%
8.01億円
+4.6%
3.32億円
-30.0%
2025年12月期157.68億円
+12.3%
14.43億円
+80.1%
8.17億円
+146.1%
2026年12月期
(会社予想)
175億円
+11.0%
16億円
+10.9%
9.6億円
+17.5%

出所:Yahoo!ファイナンス(業績推移)。増減率は当サイト算出。2026年12月期は会社予想です。

2026年12月期の中間期は、売上収益が約78億円と前年並みの一方、営業利益は約9億円で26.7%増えました。売上より利益の伸びが大きく、採算が改善している途中の決算です。

買う前に確認したい4つのポイント

① 株価はすでに動いている

発表当夜のPTSは1,528円(+24.43%)です。9月25日終値で計算した利回りは、同じ値段では買えない可能性が高い点に注意してください。

② 記念優待は今回だけ

10,000円分の記念優待は2026年12月31日基準の1回限りです。2027年以降の総合利回りは、1,228円換算で10.79%まで下がります。

③ 売買が薄い

9月25日の出来高は14,500株でした。200株でも板の状況によっては値が飛ぶことがあり、指値で注文するほうが安全です。

④ 優待が株価に占める比率が大きい

優待利回りが10%を超える銘柄は、制度の変更や廃止で株価が大きく動きます。優待の継続は会社の判断しだいです。

デジタルギフト型の優待を新設・拡充した銘柄としては、大崎電気工業(6644)やAZ-COM丸和ホールディングス(9090)も解説しています。権利日が近い銘柄をまとめて探すなら株主優待検索ページもご利用ください。

Orchestra株主優待に関するFAQ

Q1. 何が変わったのですか?

これまでは「200株以上を1年以上継続保有」した株主だけが対象でした。2026年9月25日の発表で保有期間の条件がなくなり、1年未満でも200株以上ならデジタルギフト15,000円分を受け取れるようになりました。1年以上の株主は16,500円分に増えます。

Q2. 記念優待はいつ、いくらもらえますか?

東証上場10周年を記念した優待で、2026年12月31日を基準日に200株以上を持つ株主へデジタルギフト10,000円分が贈られます。今回限りの予定です。

Q3. いつまでに買えば今年の優待をもらえますか?

2026年12月28日(月)の大引けまでに200株以上を買って保有していれば対象です。12月29日(火)が権利落ち日、12月31日(木)が基準日です。

Q4. 何株買えばいいですか?

200株です。当サイトが確認した開示の範囲では、優待の区分は「200株以上」の1つだけで、300株や1,000株に増やしても優待額は変わりません。100株は対象外です。

Q5. 1年以上の継続保有はどう判定されますか?

6月30日と12月31日の株主名簿に、同じ株主番号で200株以上が3回以上連続して記載されている状態を指します。2026年12月に初めて株主になった場合、2027年6月・2027年12月と続けて記載されれば、2027年12月から16,500円分の対象になります。

Q6. 配当はいくらですか?

2026年12月期の年間配当予想は、30円から50円へ引き上げられました。期末の年1回で、中間配当はありません。2025年12月期の12円からは38円の増配です。

Q7. 利回りはどれくらいですか?

2026年9月25日終値1,228円・200株(245,600円)で計算すると、2026年12月は配当4.07%+優待10.18%(記念優待を含む)で合計14.25%です。記念優待がない2027年以降は、1年以上保有で合計10.79%になります。

Q8. 発表後に株価はどう動きましたか?

発表は9月25日の取引終了後(18時15分)でした。同日夜のPTS(私設取引システム)では1,528円と、終値から24.43%高い値がついています。月曜日(9月28日)の東証でいくらになるかで、利回りは大きく変わります。

Q9. どんな会社ですか?

企業のデジタルマーケティングとDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を2本柱にする会社です。本社は東京都渋谷区で、2016年9月14日に上場しました。決算は12月期です。

Q10. 注意点はありますか?

9月25日の出来高は14,500株と少なく、売買が薄い銘柄です。また記念優待は今回限りなので、2027年以降の利回りは下がります。優待額が株価に対して大きい銘柄は、制度の変更が株価に与える影響も大きくなります。

🎨 4コマ漫画で見る!株主優待ストーリー

Orchestra株主優待の4コマ漫画 ハルカが優待の内容と権利月を説明するイラスト
Orchestraの株主優待を4コマでまとめました

📋 まとめ:Orchestra株主優待の要点

Orchestra株主優待は、2026年9月25日の拡充で「1年以上の継続保有」が受け取りの条件ではなくなりました。12月28日までに200株を持てば、2026年12月は通常15,000円分と記念10,000円分、配当10,000円を受け取れます。ただし発表当夜にPTSで株価が24%上がっており、実際に買える値段で利回りを計算し直すことが欠かせません。

  • 2026年9月25日に 優待拡充・記念優待・増配を同時に開示
  • 200株以上なら 保有1年未満でも15,000円分、1年以上は16,500円分
  • 上場10周年の 記念優待10,000円分(2026年12月31日基準の1回限り)
  • 継続保有は 6月末・12月末の名簿に3回以上連続で判定
  • 配当予想は 30円→50円(前期12円)、配当利回り4.07%
  • 2026年12月の総合利回りは 14.25%(1,228円・200株)
  • 2027年以降は 10.79%(1年以上保有・記念なし)
  • 発表当夜の PTSは1,528円(+24.43%)。この値段なら2026年は11.45%
  • 権利付最終日は 2026年12月28日(月)

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出所:Orchestra Holdings 2026年9月25日開示/ダイヤモンド・ザイ(2025年11月14日・2026年9月26日)/Yahoo!ファイナンス(株価・指標・業績)。確認日:2026年9月27日。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の株価・優待内容・配当・業績は2026年9月25日終値時点で確認した公表情報にもとづきます。株主優待の内容および権利確定日は変更・廃止されることがあるため、必ず会社の公式IRおよび適時開示で最新情報をご確認ください。

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