📈 日本製鉄(5401)株価チャート

¥686 -4(-0.61%)
¥513 ¥565 ¥617 ¥669 ¥721 6/11 6/26 7/10 7/28 8/13 8/27 9/11

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-14 08:04 更新

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日本製鉄配当利回り2026は3.55%です。年間配当24円は2年連続の据え置きですが、2027年3月期は最終利益が17倍に回復する見通しです。減配が続いた銘柄が、なぜ今また注目されているのかを整理します。

📌 この記事でわかること

  • 日本製鉄(5401)の株価・配当・利回りの最新実測値
  • 2023年3月期から3割減った配当が、なぜ今24円で下げ止まったのか
  • 2026年8月4日の上方修正で何が変わったのか
  • 9月中間配当をもらうための権利日スケジュール
  • 100株6.8万円で始める場合の受取シミュレーション
  • USスチール依存という、この銘柄固有のリスク

🗺 記事の全体像(3ステップで判断する)

STEP 1

利回りの中身を見る

3.55%が「株価下落による見せかけ」か「利益に裏づけられた実力」かを配当性向で判定します。

STEP 2

下限配当24円を確認する

中長期経営計画で導入された「下限24円」が、減配リスクをどこまで抑えるかを見ます。

STEP 3

権利日と金額を決める

9月28日の権利付最終日までに何株買うか、税引後いくら受け取れるかを逆算します。

日本製鉄配当利回り2026の最新データ

まず数字を確認します。以下は2026年8月28日の終値ベースです。

項目数値(2026年8月28日時点)
株価(終値)677円(前日比 +6円/+0.89%)
配当利回り(会社予想)3.55%
1株配当(2027年3月期予想)24円(中間12円+期末12円)
最低投資額(100株)67,700円
PER(会社予想)12.20倍
PBR(実績)0.63倍
時価総額約3兆6,379億円
発行済株式数5,373,633,760株
権利確定月3月・9月(年2回)

注目すべきはPBR0.63倍です。解散価値の6割程度でしか評価されていません。

また、日本製鉄は2025年9月30日を基準日として1株を5株に分割しました(効力発生日は2025年10月1日)。分割前は100株の購入に約30万円必要でしたが、現在は6.8万円ほどで買えます。

配当24円は「減配の結果」であることを直視する

利回りだけを見ると魅力的ですが、配当の推移を見ると印象が変わります。

決算期年間配当(分割調整後)分割前換算前期比
2022年3月期32円160円—
2023年3月期36円180円増配
2024年3月期32円160円減配
2025年3月期32円160円据え置き
2026年3月期24円120円減配
2027年3月期(予想)24円120円据え置き

ピークの2023年3月期36円から、24円まで約33%減っています。連続増配銘柄とは正反対の姿です。

2026年3月期の配当性向731%が意味すること

減配の理由は業績です。2026年3月期のEPS(1株利益)は3.28円まで落ち込み、配当性向は731%に達しました。

つまり稼いだ利益の7倍以上を配当に回した計算です。これは持続できません。24円への減配は、むしろ健全化の判断だったと読めます。

2026年8月4日の上方修正で潮目が変わった

ここが本記事の要点です。2026年8月4日、日本製鉄は2027年3月期の業績予想を上方修正しました。

項目従来予想修正後前期比
事業利益5,300億円6,300億円+22.5%
親会社株主に帰属する当期利益2,200億円2,900億円約17倍

第1四半期(4〜6月)だけを見ても、売上高2兆8,211億円(前年同期比+40.4%)、事業利益1,455億円(同+58.1%)、最終利益753億円の黒字です。

牽引役は買収したUSスチールです。米国鋼材市況の上昇と収益改善策により、通期で1,800億円規模の利益貢献が見込まれています。

配当性向は731%から約44%へ正常化する

最終利益2,900億円を発行済株式数で割ると、予想EPSは約54円です。配当24円に対する配当性向は約44%になります。

❌ 2026年3月期(減配した年)

EPS 3.28円 / 配当 24円

配当性向 731%

利益の7倍以上を配当に回した状態。追加の減配リスクが強く意識される水準です。

⭕ 2027年3月期(会社予想)

予想EPS 約54円 / 配当 24円

配当性向 約44%

利益が配当を2倍以上カバーします。据え置きでも「余裕のある24円」に変わります。

同じ24円でも、意味がまったく違います。ここを読み違えると判断を誤ります。

下限配当24円という「約束」がある

日本製鉄は2026年度から2030年度の中長期経営計画において、連結配当性向30%程度という方針を継続しつつ、1株あたり年間24円を下限配当として導入しました。

下限配当とは「業績が悪化してもここまでは下げない」という表明です。市況産業である鉄鋼銘柄にとって、この一文の重みは小さくありません。

ただし絶対ではありません。あくまで方針であり、法的な保証ではない点は理解しておいてください。詳細は日本製鉄の投資家情報ページで確認できます。

2026年9月の中間配当をもらう権利日カレンダー

日本製鉄の権利確定月は3月と9月です。直近の権利日は次のとおりです。

📅 2026年9月28日(月)

権利付最終日

この日の大引けまでに買えば中間配当が確定します

📅 2026年9月29日(火)

権利落ち日

この日に売っても配当は受け取れます

📅 2026年9月30日(水)

権利確定日

株主名簿に記載される基準日です

📅 その後

中間配当12円の支払い

支払開始日は会社発表を確認してください

注意点は権利落ちです。権利落ち日には配当相当分だけ株価が下がりやすくなります。「配当をもらってすぐ売れば得」という単純な話ではありません。

いくら投資するといくら受け取れるか

株価677円・年間配当24円で計算します。税率は20.315%(所得税・復興特別所得税・住民税)としました。

購入株数投資額年間配当(税引前)年間配当(税引後)9月中間分(税引前)
100株67,700円2,400円1,912円1,200円
300株203,100円7,200円5,737円3,600円
500株338,500円12,000円9,562円6,000円
1,000株677,000円24,000円19,124円12,000円

NISAの成長投資枠を使えば、この配当が非課税になります。100株なら年488円、1,000株なら年4,876円の差です。制度の使い方は新NISA完全ガイド2026で解説しています。

他の高配当銘柄と比べるとどうか

当サイトで取り上げた銘柄と並べます。利回りは各記事の執筆時点における会社予想ベースです。

銘柄配当利回りPBR最低投資額の目安特徴
日本製鉄(5401)3.55%0.63倍約6.8万円下限配当24円・USスチールで急回復
JT(2914)3.89%—約35万円優待廃止後も高水準の配当を維持
三菱HCキャピタル(8593)3.6%—約4万円28期連続増配
武田薬品(4502)3.52%—約58万円報告EPSでは配当性向164%
三菱UFJ(8306)2.72%——連続増配のメガバンク

日本製鉄の強みは、利回りとPBRの低さ、そして最低投資額の小ささが同時に揃っている点です。6.8万円から始められる高配当株は多くありません。

銘柄選びの基準そのものを整理したい方は高配当株投資始め方ガイド2026もあわせて読んでください。

買う前に確認したい3つのリスク

利回りの数字だけで決めないために、固有のリスクを挙げます。

リスク内容確認すべき指標
①USスチール依存上方修正の主因は米国事業。米国の鋼材市況や通商政策が悪化すると利益が振れます四半期ごとの米国セグメント損益
②市況産業の宿命鉄鋼は景気循環の影響を強く受けます。国内需要は自動車・建設に左右されます粗鋼生産量・鋼材スプレッド
③財務負担大型買収により有利子負債が増えています。金利上昇局面では利払い負担が効いてきますD/Eレシオ・自己資本比率

日本製鉄配当利回り2026で失敗する人・うまくいく人

同じ銘柄でも、入り方で結果は変わります。

❌ 失敗しやすいパターン

  • 権利付最終日の直前に慌てて買う
  • 権利落ちで下がった分を「損」と考えて売る
  • 3.55%という数字だけ見て配当推移を確認しない
  • 1銘柄に資金を集中させる

⭕ うまくいきやすいパターン

  • 権利日と関係なく時間分散で買い増す
  • 配当性向と下限配当をセットで確認する
  • NISA成長投資枠で非課税にする
  • 鉄鋼以外のセクターと組み合わせる

暴落局面での対処法は株長期保有のメリット・デメリットで詳しく扱っています。

FAQ:日本製鉄の配当でよくある質問

Q1. 配当は年に何回もらえますか?

年2回です。9月末基準の中間配当12円と、3月末基準の期末配当12円に分かれます。合計で年24円です。

Q2. 配当24円は今後も維持されますか?

会社は中長期経営計画で年間24円を下限配当と位置づけています。2027年3月期の配当性向は約44%と余裕があり、直近で下がる可能性は高くありません。ただし方針であり保証ではない点はご注意ください。

Q3. 9月末に買えば中間配当をもらえますか?

2026年9月28日(月)の大引けまでに約定していれば対象です。9月29日以降に買っても中間配当は受け取れません。

Q4. PBR0.63倍は割安ということですか?

指標としては割安です。ただし鉄鋼のような資産の重い市況産業は、構造的にPBRが低くなりやすい業種でもあります。単独では判断せず、利益水準の回復と合わせて見てください。

Q5. 株主優待はありますか?

日本製鉄は株主向けの制度を用意していますが、本記事は配当に絞って解説しています。優待中心で銘柄を探す場合は2026年9月権利の株主優待おすすめ5選を参照してください。

Q6. 100株6.8万円は初心者向けですか?

金額のハードルは低い部類です。株式分割前は約30万円必要でした。ただし値動きは大きい銘柄なので、最初から資金を集中させないでください。

🎬 ハルカとAIくんの4コマ漫画(日本製鉄の配当)はただいま準備中です。

まとめ:日本製鉄配当利回り2026の要点

✅ この記事のポイント

  • 株価677円・年間配当24円・配当利回り3.55%(2026年8月28日時点)
  • 配当は2023年3月期36円から24円へ約33%減っている
  • 2026年8月4日に最終利益を2,200億円→2,900億円へ上方修正
  • 配当性向は731%から約44%へ正常化する見通し
  • 中長期経営計画で年間24円の下限配当を導入
  • 9月中間配当の権利付最終日は2026年9月28日(月)
  • USスチール依存と市況変動が最大のリスク

日本製鉄は「増配を続けてきた安心銘柄」ではありません。減配を経験した市況株です。

それでも下限配当24円と利益の急回復が重なり、利回り3.55%の中身は以前より確実に厚くなりました。買うかどうかは、この回復が続くと考えるかどうかで決まります。

最新の配当予想は必ず日本製鉄公式のIRページで確認してください。市場全体の制度情報は日本取引所グループが公開しています。本記事の数値は2026年8月28日時点のものです。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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