📈 NTT(9432)株価チャート

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出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-14 08:05 更新

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NTT配当利回り2026は3.07%です。年間配当5.4円、100株なら1万7,570円で買えます。16期連続増配の見込みですが、増配幅は3期続けて0.1円にとどまります。数字の中身を確かめます。

📌 この記事でわかること

  • NTT(9432)の配当利回り・1株配当・配当性向の最新値
  • 16期連続増配といわれる中身と、増配幅が鈍っている事実
  • 1万7,570円という最低投資額が他の高配当株とどう違うか
  • 2026年9月の中間配当をもらうための日程
  • 2,000億円の自社株買いが配当に与える影響
  • dポイント優待を足した総合利回りの実態
  • 買う前に知っておきたい3つの注意点

🗺 この記事の全体像

① いくらもらえるか

年5.4円 × 100株=540円。利回り3.07%。中間2.7円・期末2.7円の年2回。

② いくらで買えるか

株価175.7円。100株で1万7,570円。当サイトで扱った高配当株のなかで最安。

③ 続くのか

16期連続増配の見込み。ただし増配幅は0.1円で3期連続。純利益は減益予想。

④ いつ買うか

中間配当の権利付最終日は2026年9月28日(月)。株価は年初来高値圏。

NTT配当利回り2026の基本データ

まず数字を並べます。すべて2026年9月11日の終値をもとにした値です。

項目内容
証券コード9432(東証プライム・情報通信業)
会社名日本電信電話株式会社(NTT)
株価175.7円(2026年9月11日終値・前日比+0.5円/+0.29%)
最低投資額17,570円(100株)
1株配当(会社予想)5.40円(中間2.70円+期末2.70円/2027年3月期)
配当利回り(会社予想)3.07%
配当性向42.0%(2026年3月期実績)
PER(会社予想)14.59倍
PBR(実績)1.45倍
EPS(会社予想)12.04円
BPS(実績)121.07円
ROE(実績)10.40%
時価総額約15兆9,096億円
発行済株式数約905億株
年初来高値176.4円(2026年9月11日)
年初来安値143円(2026年6月23日)
権利確定月3月・9月(年2回)

配当利回り3.07%は、東証プライム全体の平均(おおむね2%台前半)を上回ります。ただし「飛び抜けて高い」水準ではありません。

この銘柄の特徴は利回りの高さではなく、1万7,570円という買いやすさにあります。ここから順に見ていきます。

16期連続増配の中身を数字で確かめる

NTT配当利回り2026を探しているあなたへ。NTTは「連続増配株」として紹介されることが多い銘柄です。2027年3月期の予想を含めると16期連続の増配になる見込みと会社は説明しています。

では、どれくらいのペースで増えてきたのか。直近7期の1株配当を並べます。

📊 NTTの1株配当の推移(2021年3月期〜2027年3月期予想)

2021年3月期4.20円―
2022年3月期4.60円+0.40円
2023年3月期4.80円+0.20円
2024年3月期5.10円+0.30円
2025年3月期5.20円+0.10円
2026年3月期5.30円+0.10円
2027年3月期(予)5.40円+0.10円

※2023年7月1日の1株→25株の株式分割を反映した調整後の金額です。オレンジは会社予想。

6年で4.20円から5.40円へ。金額は1.29倍になりました。

ただし1年あたりの増配幅を見ると、様子が変わります。2022年3月期は+0.40円でしたが、2025年3月期からは3期続けて+0.10円です。

増配率にすると、2025年3月期が+1.96%、2026年3月期が+1.92%、2027年3月期予想が+1.89%。伸び率はじわじわ下がっています。

「連続増配16期」という言葉から受ける印象ほど、配当が勢いよく増えているわけではありません。減らさずに少しずつ積むタイプの銘柄だと理解しておいてください。

1万7,570円で買える高配当株という立ち位置

NTTのいちばんの特徴は、単元株の金額が小さいことです。

2023年7月の1株→25株の株式分割で、株価は1株175円台になりました。単元は100株なので、必要な資金は17,570円です。

当サイトでこれまで取り上げた高配当株と並べると、その差がはっきりします。

銘柄株価最低投資額予想配当利回り
NTT(9432)175.7円17,570円3.07%
アコム(8572)484.3円48,430円4.54%
日本製鉄(5401)686.4円68,640円3.50%
ENEOS HD(5020)1,441円144,100円2.36%

※株価・利回りはいずれも2026年9月11日終値時点。

同じ1万円台で買える高配当株は、東証プライムではほとんど見当たりません。「配当を受け取る体験を、少額で試す」という用途にはよく合います。

金額が小さいことの落とし穴

ただし、受け取る金額も小さくなります。

100株の年間配当は540円です。税引き後だと約430円。「配当生活」を意識する水準ではありません。100株でいきなり大きな収入を期待すると、肩透かしを食います。

2026年9月の中間配当をもらう日程

NTTは3月末と9月末の年2回、配当の権利を確定します。直近の権利日は次のとおりです。

🗓 2026年9月 中間配当のスケジュール

権利付最終日

9月28日(月)

この日の大引けまでに保有

→

権利落ち日

9月29日(火)

売っても配当はもらえる

→

権利確定日

9月30日(水)

株主名簿が確定

100株で受け取れる中間配当は 270円(2.70円×100株・税引前)です。

権利落ち日には、配当の分だけ株価が下がりやすくなります。NTTの場合は2.7円です。株価175.7円に対して1.54%にあたります。

「権利付最終日に買って、翌日売れば配当だけもらえる」という発想は成り立ちません。落ちた分を取り戻すまで持つ前提で考えてください。

配当の原資:2027年3月期は減益予想です

配当が続くかどうかは、利益が出ているかで決まります。会社が公表した2027年3月期の予想を確認します。

項目2027年3月期 会社予想前期比
営業収益15兆600億円+4.5%
営業利益1兆7,100億円+0.2%
税引前利益1兆5,000億円−5.2%
純利益(親会社帰属)9,800億円−5.5%
1株配当5.40円+0.10円

売上は伸びます。営業利益もわずかに増えます。しかし税引前より下の段階で利益が減り、純利益は5.5%の減益予想です。

それでも配当は0.1円増やします。つまり配当性向は上がります。42.0%だった水準から、さらに1〜2ポイント押し上がる計算です。

配当性向が50%を超えるまでは、まだ余地があります。ただし「利益が減っても配当を増やす」状態が長く続けば、いずれ無理が出ます。来期以降の利益が戻るかどうかは、見ておきたいポイントです。

2,000億円の自社株買いが効いています

NTTは配当以外の株主還元も進めています。

2026年5月11日から2027年3月31日までの予定で、自己株式の取得を実施中です。上限は普通株式14億株、金額で2,000億円。発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.72%にあたります。

項目内容
取得期間2026年5月11日〜2027年3月31日
取得株式数の上限14億株(発行済株式総数(自己株式を除く)の1.72%)
取得価額の総額上限2,000億円
2026年8月31日時点の取得済397,333,100株/611億2,755万6,620円
進捗率(金額ベース)約30.6%

自社株買いは、株数を減らして1株あたりの利益を押し上げます。同じ配当総額でも、1株あたりの配当を増やしやすくなる仕組みです。

増配幅が0.1円と小さくても配当方針を維持できている背景には、この株数の削減があります。NTT配当利回り2026を評価するときは、配当だけでなく自社株買いの進み具合も合わせて見てください。

dポイント優待を足すとどうなるか

NTTには株主優待もあります。ただし配当のように毎年もらえるものではありません。

継続保有期間優待内容100株での金額
2年以上3年未満dポイント 1,500ポイント1,500円相当
5年以上6年未満dポイント 3,000ポイント3,000円相当

基準日は3月末です。保有期間は、株主名簿に同一の株主番号で連続して記載された期間で判定されます。進呈時には会社が定める方法でのエントリーが必要です。

総合利回りの落とし穴

1,500ポイントは投資額17,570円の8.5%にあたります。数字だけ見ると大きく感じます。

しかし、もらえるのは「2年以上3年未満」に達したときの1回だけです。毎年1,500ポイントもらえるわけではありません。

2年保有して配当540円×2年=1,080円、加えて優待1,500円相当。合計2,580円を2年で割ると年1,290円、投資額に対して年7.3%……という計算は成り立ちません。優待は一度きりなので、年平均に均すと配当3.07%+優待分4.27%=7.34%が2年間限定で得られる、という読み方が実態に近くなります。3年目以降は配当だけです。

買う前に確認したい3つの注意点

良い面だけではありません。3点を正直に挙げます。

注意1:増配幅が3期続けて0.1円で止まっている

2025年3月期・2026年3月期・2027年3月期予想と、いずれも前期比+0.10円です。増配率にすると1.9%前後にとどまります。

連続増配の記録は伸びますが、受け取る金額の増え方は緩やかです。「毎年ぐんぐん配当が増える銘柄」を探している場合は、期待とずれます。

注意2:2027年3月期は純利益5.5%減の予想

営業利益はほぼ横ばい、純利益は減益予想です。配当を増やしながら利益が減れば、配当性向は上がります。

いまの42.0%なら余裕はあります。ただし減益が続く前提で買うのは避けてください。年に1度は決算短信で利益の方向を確かめる習慣が要ります。

注意3:株価が年初来高値圏にある

2026年9月11日の終値175.7円は、同じ日につけた年初来高値176.4円のすぐ下です。年初来安値は6月23日の143円でした。

安値143円で買えていれば、5.4円の配当で利回りは3.78%になっていました。いまの3.07%との差は0.71ポイントです。

加えて、長期金利が上がる局面では高配当株の相対的な魅力が下がります。2026年9月11日の日経平均は前日比1,259円安の64,011円と大きく下げており、金利の動きに振られやすい地合いです。NTT配当利回り2026の水準は、買う日によって思った以上に変わります。

⚖️ 向いている人・向かない人

✅ 向いている人

  • 2万円以内で配当を受け取る体験をしたい人
  • 減配リスクの小さい大型株から始めたい人
  • NISAの成長投資枠を少額ずつ埋めたい人
  • dポイントを日常的に使っている人

⛔ 向かない人

  • 利回り4%以上を求める人
  • 配当の増え方に勢いを求める人
  • 短期の値上がり益を狙う人
  • 1銘柄でまとまった配当収入が欲しい人

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よくある質問(FAQ)

Q1. NTTの配当はいくらもらえますか?

2027年3月期の会社予想は1株5.40円です。100株なら年540円(税引前)。中間2.70円と期末2.70円の年2回に分けて支払われます。

Q2. NTT配当利回り2026は何%ですか?

2026年9月11日終値175.7円で計算すると3.07%です。株価が動けば利回りも変わります。年初来安値143円で買えていた場合は3.78%でした。

Q3. 9月の中間配当をもらうにはいつまでに買えばいいですか?

2026年9月28日(月)の大引けまでに買って保有していれば権利を得られます。9月29日(火)が権利落ち日、9月30日(水)が権利確定日です。

Q4. 何株から買えますか?いくら必要ですか?

単元は100株です。2026年9月11日終値なら17,570円で買えます。証券会社の単元未満株サービスを使えば1株175.7円からでも購入できます。

Q5. NTTは何期連続で増配していますか?

2027年3月期の予想を含めると16期連続の増配になる見込みと会社は説明しています。ただし直近3期の増配幅はいずれも+0.10円で、増配率は2%を下回っています。

Q6. 株主優待のdポイントは毎年もらえますか?

毎年ではありません。継続保有2年以上3年未満で1,500ポイント、5年以上6年未満で3,000ポイントという区切りごとの贈呈です。基準日は3月末で、受け取りにはエントリーが必要です。

Q7. NISA口座で買っても配当は非課税になりますか?

なります。ただし配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定している必要があります。設定していないと、NISA口座でも配当に約20%の税金がかかります。

Q8. 2,000億円の自社株買いは株主にどう効きますか?

発行済株式数が減るため、1株あたりの利益と配当が増えやすくなります。2026年8月31日時点で約3億9,733万株・611億円を取得済みで、金額ベースの進捗は約30.6%です。

📋 まとめ:NTT配当利回り2026の要点

NTT配当利回り2026は3.07%。利回りの高さではなく、1万7,570円という買いやすさが最大の持ち味です。

  • 1株配当は 5.40円(中間2.70円+期末2.70円)、100株で年540円
  • 配当利回りは 3.07%(2026年9月11日終値175.7円ベース)
  • 最低投資額は 17,570円。当サイトで扱った高配当株のなかで最安
  • 2027年3月期予想を含めると 16期連続増配 の見込み
  • ただし増配幅は 3期続けて+0.10円、増配率は2%未満
  • 2027年3月期は 純利益5.5%減 の予想。配当性向42.0%から上昇へ
  • 自社株買いは 上限2,000億円、8月末時点で611億円を実行済み
  • 9月中間配当の権利付最終日は 2026年9月28日(月)
  • 株価は年初来高値圏。安値143円なら利回り3.78%だった点は覚えておきたい

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の数値は2026年9月13日時点で確認した公表情報にもとづきます。株価・配当予想は変更される場合があるため、必ず公式IRで最新情報をご確認ください。

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