📈 武田薬品工業(4502)株価チャート

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¥4,836 ¥5,128 ¥5,421 ¥5,713 ¥6,005 6/11 6/26 7/10 7/28 8/13 8/27 9/11

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-14 08:04 更新

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武田薬品配当利回り2026は、2026年8月28日終値ベースで3.52%です。年間配当は204円が予想されています。一方で配当性向は100%を大きく超えています。この記事ではその数字の正体を解き明かします。

📌 この記事でわかること

  • 武田薬品工業(4502)の最新株価・配当・利回り
  • 配当性向164%でも減配しないと言える根拠
  • 「Core EPS」という会社独自のものさしの読み方
  • 2026年9月の中間配当をもらうための権利日
  • PER55倍という数字をどう受け止めるか
  • 買う前に確認したい3つのリスク

🗺 記事の全体像(3分で把握)

STEP 1

株価・配当・利回りの
最新数字を押さえる

STEP 2

配当性向164%の
正体を理解する

STEP 3

9月の権利日を
カレンダーで確認

STEP 4

3つのリスクを
チェックして判断

OZX-GEAR 配当投資シリーズ | 4502 東証プライム

武田薬品配当利回り2026
配当性向196%の「真実」

報告EPSとCore EPSで全然違う話になります

TAKEDA PHARMACEUTICAL CO., LTD. | 4502

年間配当

204円

1株あたり / 期末+中間

配当利回り

3.52%

2026年8月末時点の目安

製薬大手・武田薬品工業の配当は安定しているように見えるが、
「配当性向196%」という数字が独り歩きしている。報告EPS vs Core EPSで読み解く。

配当性向の「2つの顔」を比較する

報告EPS基準
196 %

一時的な費用・減損を
すべて含んだ利益で計算

⚠ 一見、危険に見える
Core EPS基準
43 %

事業実態を示す
本業ベースの利益で計算

✓ 実は健全な水準

配当金

204円

年間・1株あたり

配当利回り

3.52%

高配当株の目安は3%〜

配当性向(Core)

43%

持続可能な水準

報告EPSがなぜ低くなるのか

1
のれん償却・減損

シャイアー買収(2019年・6兆円超)に伴うのれん償却が年間数千億円規模で発生し続けている

2
リストラ・統合費用

大型買収後の統合・人員調整に伴う一時的な特別損失が報告EPSを押し下げている

3
Core EPSで見ると別の話

一時費用を除いた「本業の稼ぎ」で配当をカバーできているため、配当継続の実力はある

📌
投資判断のポイント

「配当性向196%=危険」は表面的な読み方。製薬大手の決算はM&A費用の影響を受けやすく、 Core EPSで継続的に評価することが重要。ただし、本業が厳しくなった場合のリスクも念頭に。

投資前に確認したい3ポイント

Core EPSの成長トレンド

毎年のCore EPS(本業ベース)が横ばい〜成長しているかを確認。配当維持の裏付けになる

パイプライン(新薬候補)の状況

製薬株は将来の新薬承認が株価・配当を左右する。主力薬の特許切れ時期も要チェック

為替の影響

武田薬品は海外売上が多く円高になると業績が圧迫される。円相場との連動を把握しておく

※ 配当利回り・配当性向は2026年8月末時点の株価・配当予想を基にした目安であり、将来を保証するものではありません。
投資判断は最新の決算情報・公式IRをご確認のうえ、自己責任で行ってください。

武田薬品配当利回り2026の最新データ

まずは数字を確認します。すべて2026年8月28日時点の公表値です。

項目数値補足
証券コード4502(東証プライム)国内製薬最大手
株価5,800円2026年8月28日終値(前日比-9円)
予想年間配当204円中間102円+期末102円
予想配当利回り3.52%8月28日時点
前期の年間配当200円2026年3月期実績
配当性向164.3%2026年3月期実績
PER(会社予想)55.20倍報告ベースの利益で算出
PBR(実績)1.21倍―
時価総額約9兆2,922億円―
年初来高値/安値6,033円/4,710円高値4月2日・安値6月3日
最低投資額約580,000円100株購入時

東証プライムの平均利回りは2%前後です。3.52%は明確に高い水準といえます。

ただし配当性向164.3%という数字が目に入ります。ここを飛ばすと判断を誤ります。

配当性向164%でも減配しないと言える理由

配当性向100%超は「利益より多く配っている」状態です。普通なら危険信号になります。

ところが武田薬品はこの状態を何年も続けています。理由は利益の測り方にあります。

報告EPSとCore EPSは別物

同社はIFRS(国際会計基準)を採用しています。報告上の純利益には一時的な費用が大量に入ります。

2019年のシャイアー買収で生じた無形資産の償却費が代表例です。買収した権利を毎年少しずつ費用として落としていきます。

この償却は現金が出ていく費用ではありません。会計上の処理です。

そこで同社は、こうした一時的な項目を除いた「Core EPS」を経営指標として重視しています。

📊 2つの「配当性向」はここまで違う(2027年3月期予想ベース)

報告EPSで計算した場合

約196%

1株あたり利益 104.26円
÷ 年間配当 204円
利益より配当が多い

Core EPSで計算した場合

約43%

Core EPS 472円
÷ 年間配当 204円
十分に余裕がある水準

※ 同じ配当204円でも、分母をどちらにするかで見え方が正反対になります。会社が事業評価に使っているのはCore EPSです。

2027年3月期第1四半期のCore EPSは154円でした。前年同期の151円から伸びています。

本業の稼ぐ力は落ちていません。ここが減配リスクを測るうえで重要な事実です。

読み解きのポイント
「配当性向164%=危険」と機械的に判断すると、武田薬品のような銘柄は永久に買えません。逆に「Core EPSがあるから安心」と鵜呑みにするのも危険です。両方の数字を並べて、差の理由を自分で説明できる状態を目指しましょう。

配当性向の基本的な見方は高配当株の選び方2026で整理しています。

配当推移で見る武田薬品の株主還元姿勢

実際の配当額の動きを確認します。長期の据え置きから増配へ転じた流れが見えます。

📊 武田薬品工業 1株あたり年間配当の推移(円)

180円

180円

188円

196円

200円

204円

22/3期
23/3期
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期予

出典:Yahoo!ファイナンス 配当情報(2026年8月28日時点)

2023年3月期までは180円で据え置きでした。長い間まったく動きませんでした。

2024年3月期に188円へ引き上げられます。そこから196円、200円、204円と4期連続で増配が続く見込みです。

減配していない点が最大の実績

注目すべきは増配幅の大きさではありません。減配がない点です。

報告上の利益が配当を下回った年でも、配当は維持されました。会社が配当を優先している姿勢が読み取れます。

連続増配で選ぶ考え方は長期保有おすすめ株2026にまとめています。

2026年9月の中間配当をもらう権利日カレンダー

武田薬品は年2回配当します。9月末が中間配当の基準日です。

中間配当102円を受け取るには、権利付最終日までに株を保有している必要があります。

📅 2026年9月 中間配当の権利日

権利付最終日

9月28日(月)

この日の大引けまでに
買えば権利を取得

権利落ち日

9月29日(火)

この日に買っても
中間配当は出ません

権利確定日

9月30日(水)

株主名簿に
記載される日

※ 権利落ち日には配当相当分だけ株価が下がりやすくなります。直前買いは慎重に判断してください。

2026年9月末が権利確定日となる銘柄は400を超えます。9月は中間決算が集中する月です。

売買の決済ルールは日本取引所グループ「T+1」の解説で確認できます。

同じ9月に権利が確定する優待銘柄は2026年9月権利 株主優待おすすめ5選にまとめています。

PER55倍をどう受け止めるか

会社予想PERは55.20倍です。日経平均採用銘柄の平均を大きく上回ります。

ただしこのPERも報告EPSで計算されています。配当性向と同じ構造です。

Core EPS 472円で計算すると、株価5,800円に対して約12倍になります。割高感はかなり薄れます。

一方でPBRは1.21倍です。純資産に対しては極端に高い評価ではありません。

指標報告ベースCore ベース見え方の差
1株あたり利益104.26円472円約4.5倍の開き
PER(株価5,800円)55.20倍約12.3倍割高→標準的
配当性向(配当204円)約196%約43%危険→余裕あり

どちらが正しいという話ではありません。両方が同じ会社の姿です。

無形資産の償却が終われば報告利益は改善します。逆に新たな買収があれば再び膨らみます。

買う前に確認したい3つのリスク

高配当株には固有のリスクがあります。武田薬品の注意点を3つ挙げます。

⚠️

リスク1:特許切れ(パテントクリフ)

製薬会社は主力薬の特許が切れると売上が急減します。後続の新薬が育たなければ利益は落ち込みます。パイプライン(開発中の薬)の進捗確認が欠かせません。

⚠️

リスク2:買収に伴う有利子負債と金融費用

シャイアー買収で大きな負債を抱えました。金利が上がると金融費用が増え、報告利益をさらに圧迫します。2027年3月期は金融費用の増加が減益要因として挙げられています。

⚠️

リスク3:為替と海外売上比率

売上の大半は海外です。円高が進むと円建ての業績は目減りします。日米金利差の変化が業績に直結します。

1銘柄に資金を集中させない姿勢が大切です。暴落時の備え方は株の暴落対策・損切りとヘッジの使い分けで解説しています。

失敗パターンと成功パターンを比べる

同じ銘柄でも買い方で結果が変わります。典型例を並べました。

❌ 失敗しやすい買い方

  • 配当性向164%だけを見て「危ない」と切り捨てる
  • 利回り3.5%だけを見て58万円を一括投入
  • 権利付最終日の直前にまとめ買い
  • 権利落ちの下落に驚いて狼狽売り

⭕ 続けやすい買い方

  • 報告EPSとCore EPSを並べて差の理由を確認
  • 単元未満株で1株ずつ積み上げる
  • 時期を分けて買付タイミングを分散
  • 権利落ちの下落は想定内として扱う

いくら投資するといくら受け取れるか

受取額を具体的に計算します。株価5,800円・年間配当204円で試算しました。

保有株数投資額(目安)年間配当(税引前)年間配当(税引後・約20.315%)
10株(単元未満)約58,000円2,040円約1,626円
100株約580,000円20,400円約16,256円
200株約1,160,000円40,800円約32,512円
500株約2,900,000円102,000円約81,279円

100株で約58万円です。この記事で扱ってきた高配当株の中では高めの水準になります。

単元未満株なら1株から買えます。10株でも年間2,040円の配当を受け取れる計算です。

通常の課税口座では約20.315%が差し引かれます。NISA口座なら国内配当は非課税で受け取れます。

成長投資枠の使い方は新NISA完全ガイド2026を参考にしてください。口座開設の手順は高配当株投資の始め方2026にまとめています。

他の高配当銘柄と比べるとどうか

当サイトで取り上げてきた高配当銘柄と並べました。数値は各記事の執筆時点のものです。

銘柄コード予想利回り100株の投資額中間配当の権利月
武田薬品工業45023.52%約58.0万円9月
JT(日本たばこ産業)29143.89%―6月・12月
三菱HCキャピタル85933.62%約14.1万円9月
三井住友FG8316――9月
三菱UFJ FG83062.72%―9月
アステラス製薬45033.37%約23.7万円9月

同じ製薬セクターのアステラス製薬は利回り3.37%です。最低投資額は約23.7万円で武田薬品より少なく済みます。

アステラス製薬の分析はアステラス製薬(4503)の投資根拠で詳しく扱っています。

金融セクターと比べたい場合は三菱UFJ銀行株の高配当分析2026や三菱HCキャピタルの配当利回り2026が参考になります。

最新の配当方針は武田薬品工業 公式IRサイトで必ず確認してください。

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FAQ:武田薬品配当利回り2026でよくある質問

読者からの質問が多い項目をまとめました。

Q1. 配当はいつ振り込まれますか?

中間配当は9月末が基準日です。期末配当は3月末が基準日となります。実際の支払い時期は基準日から2〜3か月後が一般的です。正確な日程は同社のIR情報で確認してください。

Q2. 配当性向164%は減配のサインですか?

単純にはそう言えません。報告EPSには買収関連の償却費などが含まれます。会社が事業評価に使うCore EPSで計算すると配当性向は約43%です。ただし報告利益が長期間低迷すれば、いずれ配当原資に影響します。両方を継続的に確認してください。

Q3. 株主優待はありますか?

武田薬品工業は株主優待を実施していません。株主還元は配当が中心です。優待も狙いたい場合は株主優待高利回りおすすめ2026を参考にしてください。

Q4. 100株58万円は高すぎませんか?

単元未満株(1株単位)を扱う証券会社を使えば約5,800円から買えます。少額から積み上げる方法なら58万円を一度に用意する必要はありません。配当は保有株数に応じて支払われます。

Q5. 権利落ち日にどれくらい株価が下がりますか?

理論上は中間配当102円に相当する分だけ下がります。株価5,800円に対して約1.8%です。実際の値動きは市場全体の地合いにも左右されます。102円ちょうど下がるとは限りません。

Q6. PER55倍は割高ではないですか?

報告EPSで計算すると55.20倍です。Core EPS 472円で計算すると約12.3倍になります。PBRは1.21倍で純資産に対しては極端な評価ではありません。どの指標で判断するかを先に決めておくことが大切です。

まとめ:武田薬品配当利回り2026の要点

最後に判断材料を整理します。

✅ この記事のポイント

  • 予想配当204円・利回り3.52%(2026年8月28日時点)
  • 配当性向は報告ベース約196%/Coreベース約43%
  • 2024年3月期以降は4期連続で増配の見込み
  • 9月の権利付最終日は9月28日(月)・中間配当102円
  • PERも報告55.20倍/Core約12.3倍と見え方が大きく変わる
  • 特許切れ・有利子負債・為替が主なリスク

武田薬品は数字の読み方で評価が大きく変わる銘柄です。表面の配当性向だけでは判断できません。

一方でCore EPSは会社が定義した指標です。会計基準で定められた数値ではない点は忘れないでください。

数字は必ず最新の公式IRで確認してください。株価は日々動きます。本記事の数値は2026年8月28日時点のものです。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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