📈 トヨタ自動車(7203)株価チャート

¥2,920 +38(+1.34%)
¥2,672 ¥2,828 ¥2,983 ¥3,139 ¥3,294 7/1 7/15 7/30 8/14 8/28 9/11 9/30

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-10-01 09:03 更新

⚠️ 本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。収益はサイト運営に使用しています。

トヨタ配当利回り2026は3.32%です。2027年3月期は営業利益が2期連続で減る計画なのに、配当は100円へ増やします。中間配当50円の権利付最終日は2026年9月28日。減益と増配が同時に起きている理由を、決算短信の数字で分解します。

📌 この記事でわかること

  • 2026年9月16日終値ベースの配当利回りと主要指標
  • 営業利益は2期連続減益、配当は3期連続増配という「ねじれ」の中身
  • 配当性向が約32%から約36.7%へ上がる計算
  • 第1四半期の純利益+75.6%を本業の好調と読んではいけない理由
  • 発行済株式数が12億株減った自己株式消却の規模
  • 株価水準ごとの利回り早見表
  • 2026年9月末の中間配当の日程と100株の手取り額
  • 自動車株の高配当銘柄との比較

🗺️ この記事の全体像

① 利回り

株価3,016円・年100円で3.32%。100株で約30万円です。

② ねじれ

営業利益は4.80兆→3.77兆→3.40兆円。配当は90→95→100円。

③ 余力

配当性向は約36.7%。増配を支えているのは利益の伸びではなく還元比率の上昇です。

④ 日程

中間配当50円は9月28日(月)の大引けまでの保有が条件です。

トヨタ配当利回り2026の基本データ

2026年9月16日(水)の終値ベースで整理します。以降この記事の数値は、すべてこの時点で固定します。

項目2026年9月16日終値ベース
証券コード / 市場7203 / 東証プライム・名証プレミア
株価3,016円(前日比 -5円・-0.17%)
年間配当予想(2027年3月期)100円(中間50円+期末50円)
配当利回り3.32%
最低投資額(100株)301,600円
PER(会社予想)11.36倍
PBR(実績)0.96倍(1株純資産 3,150.60円)
ROE(実績)10.15%
時価総額約44兆184億円
発行済株式数14,594,987,460株
年初来高値 / 安値4,000円(2月9日)/ 2,686円(6月24日)
決算期3月期(IFRS)
株主優待あり(3月末権利)

出所:Yahoo!ファイナンス・トヨタ自動車 2027年3月期 第1四半期決算短信(確認日:2026年9月17日)

減益なのに増配|利益と配当の「ねじれ」を並べる

トヨタの配当を考えるうえで、いちばん大事なのがこの表です。営業利益は2期続けて減る一方、配当は毎年5円ずつ増えています。

決算期営業利益親会社帰属利益1株利益年間配当配当性向
2025年3月期
(実績)
4兆7,956億円
(-10.4%)
4兆7,651億円359.56円90円約25.0%
2026年3月期
(実績)
3兆7,662億円
(-21.5%)
3兆8,481億円295.25円95円約32.2%
2027年3月期
(会社予想)
3兆4,000億円
(-9.7%)
3兆2,500億円272.17円100円約36.7%

※配当性向は年間配当÷基本的1株当たり利益で当サイトが計算。出所:トヨタ自動車 決算短信

■ 1株利益に対する配当の割合(配当性向)

2025年3月期約25.0%
2026年3月期約32.2%
2027年3月期予約36.7%

1株利益は359.56円から272.17円へ約24%減ります。それでも配当が増えるのは、利益のうち配当に回す割合を約25%から約36.7%へ引き上げているからです。

つまり今のトヨタの増配は「儲けが増えたから配当も増える」形ではありません。「儲けが減っても配当に回す割合を上げて、増配を続ける」形です。

会社は配当方針として「安定的・継続的に増配を行うよう努めていきます」と掲げています。配当性向36.7%は、利益の3分の1強です。利益がこの先さらに減っても、すぐに増配が止まる水準ではありません。一方で、この比率の上昇が何年も続けられるわけではない点も押さえておきたいところです。

第1四半期の「純利益+75.6%」は本業の数字ではない

2026年8月4日に発表された2027年3月期の第1四半期(4〜6月)決算は、見出しだけ見ると絶好調に見えます。項目ごとに分けると印象が変わります。

2026年4〜6月金額前年同期比
営業収益13兆5,254億円+10.4%
営業利益1兆634億円-8.8%
税引前四半期利益1兆9,638億円+56.8%
親会社の所有者に帰属する四半期利益1兆4,770億円+75.6%

売上は1割伸びたのに、本業のもうけを示す営業利益は8.8%減りました。営業利益率は前年同期の9.5%から7.9%に下がっています。

純利益を押し上げたのは、営業利益より下の段階の損益です。税引前利益は営業利益を9,000億円以上上回りました。この部分は毎年同じように出るとは限りません。

会社はこの決算で通期予想を修正し、営業利益3兆4,000億円(前期比-9.7%)としました。第1四半期の純利益の伸びを通期の本業に当てはめて考えるのは、会社自身の見通しとずれた読み方になります。

発行済株式数が12億株減った|自己株式の消却

もうひとつ、1株あたりの配当を支えている要因があります。株数の減少です。

項目2026年3月期末2027年3月期 第1四半期末
発行済株式数(自己株式含む)15,794,987,460株14,594,987,460株
自己株式数2,761,602,986株2,753,153,800株
期中平均株式数13,032,932,250株
(前年第1四半期)
12,238,756,596株

発行済株式数は四半期で12億株、率にして約7.6%減りました。保有していた自己株式を消却した結果です。それでも第1四半期末時点で約27.5億株の自己株式が残っています。

株数が減れば、同じ配当総額でも1株あたりの配当は増やしやすくなります。利益が減る局面で増配を続けられている背景には、この株数の圧縮もあります。

株価水準ごとの利回り早見表

年間配当100円が予想どおり支払われる前提で、株価ごとの利回りを並べます。年初来の高値と安値も入れました。

株価100株の投資額配当利回りメモ
2,686円268,600円3.72%年初来安値(6月24日)
2,800円280,000円3.57%―
3,016円301,600円3.32%2026年9月16日終値
3,300円330,000円3.03%―
4,000円400,000円2.50%年初来高値(2月9日)

2026年2月の高値で買った人の利回りは2.50%、6月の安値で買った人は3.72%です。同じ銘柄・同じ配当でも、1.2ポイント以上の差がつきます。買う株価を決めてから注文するほうが、利回りの計算は崩れにくくなります。

2026年9月末の中間配当|日程と100株の手取り

9月16日の東京市場は、中間配当の権利取りを狙った買いも話題になり、日経平均は438.90円高の63,923.00円で引けました。トヨタの中間配当の日程は次のとおりです。

📅 9月28日(月)

権利付最終日

この日の大引けまでに買って保有

📅 9月29日(火)

権利落ち日

この日に売っても権利は残る

📅 9月30日(水)

基準日

株主名簿に記載される日

📅 11月下旬ごろ

支払い

中間決算発表後に確定

※中間配当の正式な金額と支払開始日は、11月上旬の中間決算発表時に確定します。

保有株数中間配当(税引前)課税口座の手取りNISA口座
100株5,000円約3,984円5,000円
200株10,000円約7,968円10,000円
500株25,000円約19,921円25,000円

課税口座は税率20.315%で計算しています。NISA口座で非課税にするには、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。口座開設から配当受取までの流れは高配当株投資始め方証券口座ガイド2026で解説しています。

自動車株の高配当銘柄と並べるとどう見えるか

同じ2026年9月16日終値で、当サイトで取り上げてきた自動車・関連銘柄と比べます。

銘柄株価年配当予想配当利回り最低投資額
SUBARU(7270)2,625.5円116円4.42%262,550円
いすゞ自動車(7202)2,195.5円94円4.28%219,550円
ホンダ(7267)1,684.5円70円4.16%168,450円
トヨタ自動車(7203)3,016円100円3.32%301,600円

※2026年9月16日終値・会社予想配当ベース。出所:Yahoo!ファイナンス

利回りだけならトヨタは4銘柄のなかで最も低くなります。ただし実績ROEはトヨタが10.15%で、ホンダ(実績ROEマイナス)やSUBARUを上回ります。利回りの高さと稼ぐ力の強さは、必ずしも同じ方向を向きません。

ホンダといすゞの詳細はホンダ株配当利回り2026といすゞ配当利回り2026で扱っています。高配当株全体から選びたい場合は高配当株おすすめ2026年最新版を参照してください。

買う前に確認したい4つのポイント

① 利益の方向

営業利益は2期連続で減る計画です。増配は利益の伸びではなく、配当性向の引き上げで支えられています。

② 本業以外の利益

第1四半期の純利益+75.6%は営業利益より下の損益によるものです。本業は-8.8%でした。

③ 買う株価

年初来の高値と安値で利回りは2.50%〜3.72%まで動きました。株価を決めてから買うほうが計算は崩れません。

④ 優待との組み合わせ

中間配当は9月末、株主優待は3月末の権利です。年2回の配当と優待の時期がずれる点を把握しておきましょう。

トヨタ配当利回り2026に関するFAQ

Q1. トヨタの配当利回りは今いくらですか?

2026年9月16日終値3,016円と2027年3月期の年間配当予想100円で計算すると3.32%です。株価が年初来安値2,686円まで下がれば3.72%、年初来高値4,000円なら2.50%になります。

Q2. 9月の中間配当をもらうにはいつまでに買えばいいですか?

2026年9月28日(月)の大引けまでに買って保有していれば、中間配当50円の権利を得られます。9月29日(火)が権利落ち日、9月30日(水)が基準日です。

Q3. 100株だと配当はいくらもらえますか?

年間100円×100株で10,000円(税引前)です。中間の50円分は5,000円で、課税口座なら20.315%が源泉徴収され手取りは約3,984円になります。NISA口座で株式数比例配分方式にしていれば非課税です。

Q4. 減益予想なのに増配して大丈夫ですか?

2027年3月期の1株利益予想272.17円に対して配当100円なので、配当性向は約36.7%です。前期の約32%から上がりますが、利益の3分の1強の水準にとどまっています。会社は「安定的・継続的に増配を行うよう努めていきます」という方針を掲げています。

Q5. トヨタは連続増配株ですか?

直近は2025年3月期90円→2026年3月期95円→2027年3月期予想100円と増配が続いています。ただし過去には減配した年もあり、花王のような数十年単位の連続増配株ではありません。

Q6. 株主優待はありますか?

あります。3月末の権利で、保有株数と保有期間に応じてTOYOTA Walletの残高などが受け取れます。詳しくはトヨタ自動車(7203)株主優待の解説記事にまとめています。

Q7. 第1四半期の純利益が75.6%増なのに、なぜ営業利益は減ったのですか?

本業の営業利益は1兆634億円で前年同期比8.8%減でした。一方、税引前利益は1兆9,638億円で56.8%増です。本業以外の損益が純利益を押し上げており、本業の稼ぐ力が伸びたわけではない点に注意が必要です。

Q8. PBRが1倍を割っているのは割安ということですか?

実績PBRは0.96倍で、1株純資産3,150.60円を株価がわずかに下回っています。ただし実績ROEは10.15%あり、稼げていない会社の安さとは性質が違います。PBRの読み方は高配当株選び方利回り2026【完全ガイド】も参考になります。

📋 まとめ:トヨタ配当利回り2026の要点

トヨタ配当利回り2026は3.32%。営業利益は2期連続で減る計画ですが、配当性向を約36.7%まで引き上げて年100円への増配を続けます。数字の大きさより、増配を支えている仕組みを確認してから判断してください。

  • 株価3,016円・年100円で 配当利回り3.32%(2026年9月16日終値)
  • 配当は 90円→95円→100円 と3期連続で増える予想です
  • 営業利益は 4兆7,956億円→3兆7,662億円→3兆4,000億円(予想)
  • 配当性向は 約25.0%→約32.2%→約36.7% へ上昇
  • 第1四半期の純利益+75.6%は 本業以外の損益 が押し上げた数字
  • 発行済株式数は 四半期で12億株(約7.6%)減少
  • PBR0.96倍・ROE10.15%・PER11.36倍
  • 中間配当50円の 権利付最終日は2026年9月28日(月)
  • 100株の中間配当は税引前5,000円、課税口座の手取りは約3,984円
  • 年初来の値幅で見ると 利回りは2.50%〜3.72% の範囲です

🔗 一次情報で確認する

出所:企業IR(確認日:2026年09月)/2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年8月4日)・2026年3月期 決算短信(2026年5月8日)

📈 トヨタのような高配当株を少額から買うなら松井証券

1日50万円以下の取引は手数料無料。トヨタ100株(30万1,600円)なら手数料はかかりません。NISA口座で配当を非課税で受け取る設定も、ネット完結で手続きできます。口座開設は最短当日です。

📖 高配当株投資をさらに学べるおすすめ書籍

配当で受け取る仕組みと、長く持ち続けるための考え方を学べる3冊です。

※Amazonアソシエイトのリンクを含みます

📚 オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資

著者:長期株式投資 参考価格:1,540円

元手5万円から配当を積み上げた会社員の記録です。銘柄の選び方と増配株の見極め方を、実際の日本株の例で追えます。

Amazonで見る →

📚 世界一やさしい 株の教科書 1年生

著者:ジョン・シュウギョウ 参考価格:1,738円

PER・PBR・配当性向といった基本指標の読み方を図解でたどれる入門書です。数字の意味からつまずいている方に向きます。

Amazonで見る →

📚 敗者のゲーム[原著第8版]

著者:チャールズ・エリス 参考価格:2,200円

売買を減らすほど成績が上がる理由を説いた古典です。高配当株を長期で持つ判断の背骨になります。

Amazonで見る →

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の株価・配当・指標は2026年9月16日終値時点で確認した公表情報にもとづきます。配当予想・業績予想は変更されることがあるため、必ず会社の公式IRおよび適時開示で最新情報をご確認ください。

📩 最新ガジェット情報をメールでお届けします

副業に役立つ新着ガジェット・セール情報を無料でお届け。いつでも解除できます。