📈 ホンダ(7267)株価チャート

¥1,664 +30(+1.80%)
¥1,355 ¥1,463 ¥1,572 ¥1,680 ¥1,789 6/11 6/26 7/10 7/28 8/13 8/27 9/11

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-09-14 08:04 更新

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ホンダ株配当利回り2026は4.09%です。年間配当は70円で据え置きですが、前期は上場来初の最終赤字でした。それでも減配しなかった理由と、2026年8月5日の上方修正で何が変わったのかを整理します。

📌 この記事でわかること

  • ホンダ(7267)の株価・配当・利回りの最新実測値(2026年8月31日終値ベース)
  • 4,239億円の最終赤字でも配当70円を維持できた仕組み
  • 2026年8月5日の上方修正で営業利益予想が1,500億円増えた中身
  • 9月の中間配当をもらうための権利日スケジュール
  • 100株17万1,000円で始める場合の受取シミュレーション
  • PBR0.54倍という数字をそのまま「割安」と読んではいけない理由

🗺 記事の全体像(3ステップで判断する)

STEP 1

配当の「土台」を確認する

利益ではなく自己資本を基準にした配当方針を採用しています。ここが減配しなかった理由です。

STEP 2

回復の速度を測る

第1四半期だけで通期予想の8割を稼ぎました。数字の進捗を見れば会社予想の保守性が見えます。

STEP 3

権利日と金額を決める

9月28日が中間配当の権利付最終日です。買う株数ごとの受取額を先に把握します。

ホンダ株配当利回り2026の最新データ

まず数字をそろえます。すべて2026年8月31日の終値時点です。

項目実測値(2026年8月31日)
株価(終値)1,710円(前日比 +7.5円/+0.44%)
予想年間配当70円(中間35円+期末35円)
予想配当利回り4.09%
PER(会社予想)16.64倍
PBR(実績)0.54倍
ROE(実績)-3.51%(前期が最終赤字のため)
時価総額約7兆7,514億円
年初来高値/安値1,762円(8月21日)/1,238円(5月11日)
単元株数/最低投資額100株/171,000円

年初来安値1,238円から見ると、8月31日時点で38%上昇しています。利回り4.09%は「株価が下がったから高い」のではなく、上昇したうえでなお4%を保っている点が特徴です。

上場来初の赤字でも配当70円を維持した理由

2026年3月期のホンダは、上場以来はじめての最終赤字を計上しました。

2026年3月期(実績)金額
売上収益21兆7,966億円
営業損益▲4,143億円(初の営業赤字)
最終損益▲4,239億円(前期は8,358億円の黒字)
EV関連損失1兆5,778億円
年間配当70円(維持)

EV関連損失1兆5,778億円の内訳は、製造設備などの減損5,213億円、開発資産の除却3,314億円、取引先への補償引当6,673億円です。戦略見直しに伴う一過性の費用でした。

利益ではなく自己資本を基準にしている

赤字でも配当を出せた理由は、配当方針にあります。ホンダは株主還元を経営の最重要事項の一つと位置づけ、DOE(株主資本配当率)3.0%を目安とした安定的・継続的な配当を掲げています。

DOEは「自己資本に対して何%を配当に回すか」という指標です。分母が自己資本なので、単年度の利益が赤字に振れても配当額は大きく揺れません。配当性向を基準にする会社なら、赤字の年は理論上ゼロになります。

決算期年間配当中間/期末
2025年3月期68円34円/34円
2026年3月期70円35円/35円
2027年3月期(会社予想)70円35円/35円

裏を返すと、業績が急回復しても配当は自動では増えません。DOE基準は「下がりにくいが、上がりにくい」設計です。増配を主目的に買う銘柄ではない、という点は先に理解してください。

2026年8月5日の上方修正で何が変わったか

第1四半期(2026年4〜6月)の決算で、通期予想が引き上げられました。

2027年3月期 通期予想5月14日時点8月5日修正後
売上収益24兆1,500億円24兆1,500億円(据え置き)
営業利益5,000億円6,500億円(+1,500億円)
親会社所有者帰属当期利益2,600億円4,000億円(+1,400億円)
為替前提(対米ドル)145円155円(10円の円安方向へ見直し)

第1四半期だけで通期予想の8割を稼いだ

第1四半期の実績は次のとおりです。営業利益は四半期として過去最高でした。

2027年3月期 第1四半期実績前年同期比
売上収益6兆615億円+13.5%
営業利益5,307億円+117.4%
親会社所有者帰属四半期利益4,509億円+129.3%

📊 通期予想に対する第1四半期の進捗率

営業利益 5,307億円 / 通期6,500億円

81.6%

最終利益 4,509億円 / 通期4,000億円

112.7%(すでに超過)

通常、第1四半期の進捗率は25%前後が目安です。最終利益は1四半期で通期予想を超えています。会社予想が保守的である可能性が高いと判断できます。

四輪事業は前年同期の赤字から1,921億円の黒字に転換しました。二輪事業は2,339億円、金融サービス事業は1,058億円の営業利益です。稼ぎ頭が二輪と金融である構図は変わっていません。

ここで配当性向を概算します。時価総額7兆7,514億円を株価1,710円で割ると発行済株式数は約45.3億株です。年70円なら配当総額は約3,173億円となり、通期最終利益予想4,000億円に対して約79%という計算になります。

数字だけ見ると高すぎる水準です。ただし通期予想が保守的なら、着地ベースの配当性向はこれより低くなります。第2四半期決算での再修正があるかどうかが、次の確認ポイントです。

2026年9月の中間配当をもらう権利日カレンダー

ホンダの中間配当35円を受け取るには、9月28日の取引終了時点で株を保有している必要があります。

📅 9月28日(月)

権利付最終日

この日の大引けまでに買えば中間配当が確定します

📅 9月29日(火)

権利落ち日

この日に売っても配当はもらえます。株価は配当分だけ下がりやすい日です

📅 9月30日(水)

権利確定日

株主名簿に記載される基準日です

📅 12月上旬ごろ

配当金の支払い

中間配当35円が支払われます

なお、ホンダの株主優待は3月末が基準日です。応募制の体験型優待で、レース観戦やHondaJet体験会などが用意されています。9月末の権利で受け取れるのは配当だけ、と覚えてください。

いくら投資するといくら受け取れるか

株価1,710円・年間配当70円で計算しました。税金は20.315%(所得税・復興特別所得税・住民税)で控除しています。

株数投資額年間配当(税引前)年間配当(税引後)9月の中間配当(税引後)
100株171,000円7,000円5,577円2,788円
200株342,000円14,000円11,155円5,577円
500株855,000円35,000円27,889円13,944円
1,000株1,710,000円70,000円55,779円27,889円

NISAの成長投資枠で買えば、この20.315%がかかりません。100株なら年7,000円がそのまま手元に残ります。年間240万円の枠に対し17万1,000円ですから、枠の使い方としても収まりのよい金額です。

他の高配当銘柄と比べるとどうか

当サイトで扱ってきた9月権利の高配当銘柄と並べます。数値は各記事執筆時点のものです。

銘柄予想利回りPBR特徴
ホンダ(7267)4.09%0.54倍DOE3%で配当が安定。赤字でも維持した実績あり
日本製鉄(5401)3.55%0.63倍下限配当24円の約束がある
武田薬品(4502)3.52%—配当性向164%。Core EPSベースでは43%
三井住友FG(8316)——年180円予想・6期連続増配
ソフトバンク(9434)3.7%—1株単位で買いやすい通信株

この5銘柄のなかでホンダの利回りは最も高い水準です。ただし為替と関税の影響を最も受けやすい銘柄でもあります。安定度で選ぶなら三井住友FG、値動きの穏やかさならソフトバンク、という住み分けになります。

買う前に確認したい3つのリスク

利回り4.09%という数字の裏側にあるものを3つに絞ります。

リスク内容確認する場所
①為替前提155円通期予想は1ドル155円が前提です。円高に振れると営業利益は目減りします四半期ごとの為替前提の見直し
②米国市場への依存四輪の主戦場は北米です。関税や政策変更の影響を直接受けます決算説明会資料の地域別営業利益
③増配ペースの遅さDOE基準のため、利益が伸びても配当は自動で増えません期末決算での配当方針の変更有無

PBR0.54倍を「割安だから買い」と読むのは早計です。前期に1兆5,778億円の損失を出した会社に対して、市場が慎重な評価を続けている結果とも読めます。割安さが解消されるには、四輪事業の黒字が数四半期続く必要があります。

ホンダ株配当利回り2026で失敗する人・うまくいく人

❌ 失敗しやすい買い方

  • 権利付最終日の直前にまとめ買いする
  • 利回り4%だけを見て為替前提を確認しない
  • PBR0.54倍を無条件に割安と判断する
  • 増配を期待して配当方針を読まない

✅ うまくいく買い方

  • 100株から始めて、決算をまたぐごとに判断する
  • DOE3%という「下限の根拠」を理解して持つ
  • NISA成長投資枠で税金20.315%を回避する
  • 四輪の営業利益が続伸するかを四半期ごとに確認する

私自身、権利付最終日の直前に買って翌日の権利落ちで慌てた経験があります。配当2,788円のために17万円を動かすのではなく、数年持つ前提で買う銘柄です。

FAQ:ホンダの配当でよくある質問

Q1. 配当は年に何回もらえますか?

年2回です。9月末基準の中間配当35円と、3月末基準の期末配当35円に分かれます。合計で年70円です。

Q2. 9月末に買えば中間配当をもらえますか?

9月28日(月)の取引終了時点で保有していれば対象です。29日以降に買っても中間配当は受け取れません。逆に29日に売却しても、28日に持っていれば配当は届きます。

Q3. 前期は赤字でしたが、配当は減りませんか?

2026年3月期は4,239億円の最終赤字でしたが、年70円を維持しました。DOE3.0%を目安とする配当方針が理由です。ただし将来の配当を保証するものではありません。方針そのものが見直される可能性は残ります。

Q4. PBR0.54倍は割安ということですか?

帳簿上の純資産の半分程度で買える計算にはなります。ただし前期のEV関連損失1兆5,778億円のように、資産価値が一度に減る事態が起きた会社です。数字だけで割安と判断せず、四輪事業の利益が続くかどうかを確認してください。

Q5. 株主優待はありますか?

あります。3月末時点で100株以上を保有する株主が対象の応募制優待です。保有年数に応じて、レース観戦やカーシェア割引クーポン、3年以上ならHondaJet体験会などが用意されています。9月末の権利では優待の対象になりません。優待中心で銘柄を探す場合は2026年9月権利の株主優待おすすめ5選を参照してください。

Q6. 100株17万1,000円は初心者向けの金額ですか?

日経平均採用の主力銘柄としては標準的な水準です。ただし為替の影響を受けやすく、年初来では1,238円から1,762円まで動いています。最初から資金を集中させず、他の高配当銘柄と組み合わせてください。

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まとめ:ホンダ株配当利回り2026の要点

ホンダ株配当利回り2026は4.09%、年間配当70円です。前期は上場来初の最終赤字でしたが、DOE3.0%という自己資本ベースの配当方針が下支えとなり、減配はありませんでした。

8月5日には通期の営業利益予想が6,500億円へ、最終利益予想が4,000億円へ引き上げられています。第1四半期だけで最終利益4,509億円を稼いでおり、会社予想は保守的と見るのが自然です。

9月の中間配当を狙うなら、権利付最終日は9月28日(月)です。100株なら税引後2,788円。金額そのものより、為替155円という前提が続くかを確認しながら持つ銘柄だと考えてください。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。株価・配当は2026年8月31日終値時点の実測値です。

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