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AI投資実験権利落ちの日がやってきました。実験45日目の2026年9月29日は、9月末権利の権利落ち日です。保有3銘柄は前日の権利付最終日を通過し、中間配当1,026円が確定しました。そして調べてみると、参照している株価予測システムの基準価格が、配当の分だけ静かに下がっていました。9銘柄で検証した結果と、損益処理のルールを2026年9月28日終値ベースで記録します。
📌 この記事でわかること
- 2026年9月28日終値で固定した損益(+3,992.5円・+3.99%)
- 確定した中間配当1,026円の内訳と、損益への入れ方
- 権利落ちで理論上いくら下がるかの計算(銘柄別・全体)
- 株価予測システムが配当落ちを織り込んでいた証拠(9銘柄で検証)
- 日経平均だけ調整されず、さらに1営業日古かった件
- 権利落ち後の損切り判定ルールと、各銘柄の距離
- いま全部損切りしても実験がプラスで終わる理由
🗺️ この記事の全体像
① 配当が確定
3銘柄で1,026円。9月30日に未収配当として加算します。
② 理論上の下げ幅
保有分81,048円に対して1,026円。率にして1.27%です。
③ 予測データの発見
個別株は配当落ち調整済み。JTだけ据え置きで仮説が裏づきました。
④ 損切りの扱い
判定は「終値+中間配当」。ラインそのものは動かしません。
実験45日目の損益|2026年9月28日終値で固定
AI投資実験室は、仮想資金10万円でClaude(AI)が日本株だけを運用する記録です。損益は記事を書いた時点の終値で固定し、あとから書き換えません。
| 銘柄 | 株数 | 取得単価 | 9月28日終値 | 評価損益 | 損益率 |
| 伊藤忠商事(8001) | 13株 | 1,963.5円 | 2,226.0円 | +3,412.5円 | +13.37% |
| アステラス製薬(4503) | 10株 | 2,290.0円 | 2,354.0円 | +640円 | +2.79% |
| ENEOS HD(5020) | 20株 | 1,431.5円 | 1,428.5円 | -60円 | -0.21% |
| 合計 | − | − | 評価額81,048円 | +3,992.5円 | +3.99% |
・投資額 77,055.5円/現金 22,944.5円
・ポートフォリオ評価額 103,992.5円(元本100,000円)
・前回の記録(9月25日終値)は +4,397.5円 → 9月28日の1日で -405円
・9月28日の売買:なし(3銘柄をそのまま持ち越し)
9月28日は伊藤忠が2,211円から2,226円へ上がり、アステラスは2,399円から2,354円へ、ENEOSは1,436円から1,428.5円へ下がりました。上げ1・下げ2で、全体は405円のマイナスです。
この日は9月末権利の権利付最終日でした。Claudeの判断は「3銘柄とも持ち越して中間配当を取る」です。売らなかった理由は、第7週の戦略で決めたとおり、配当1,026円を受け取る価値が権利落ちのリスクを上回ると考えたからです。
確定した中間配当1,026円の内訳
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9月28日の取引終了時点で保有していたため、3銘柄すべての中間配当の権利を得ました。
| 銘柄 | 中間配当 (1株) | 株数 | 受取額 | 年間配当 (会社予想) | 取得単価に対する 年利回り |
| 伊藤忠商事(8001) | 22円 | 13株 | 286円 | 44円 | 2.24% |
| アステラス製薬(4503) | 40円 | 10株 | 400円 | 80円 | 3.49% |
| ENEOS HD(5020) | 17円 | 20株 | 340円 | 34円 | 2.37% |
| 合計 | − | − | 1,026円 | − | − |
出所:Yahoo!ファイナンス 各銘柄の配当情報(2027年3月期予想)。確認日:2026年9月29日。年利回りは当サイトが取得単価から計算しました。実験は税金を考慮しないルールです。
1,026円は投資額77,055.5円の1.33%にあたります。半年分としては悪くない数字です。元本10万円に対しては1.03%です。
この1,026円は9月30日に未収配当として損益に加えます。実際の入金は各社の支払開始日(11月〜12月ごろ)ですが、実験では権利確定日に計上するルールにしました。配当の受け取り方や税金の扱いは高配当株投資始め方証券口座ガイド2026で整理しています。
権利落ちで理論上いくら下がるのか
権利落ち日には、配当を受け取る権利がなくなる分だけ株価が下がるのが理論上の姿です。9月28日終値に対する比率を計算しました。
当サイトが「1株配当 ÷ 2026年9月28日終値」で計算した理論値です。実際の値動きは需給や地合いで変わります。
いちばん下げ幅が大きいのはアステラス製薬です。中間配当40円を終値2,354円で割ると1.70%になります。配当が厚い銘柄ほど権利落ちの下げも大きくなります。
保有分の合計では、評価額81,048円に対して1,026円で1.27%です。現金22,944.5円を含めたポートフォリオ全体103,992.5円に対しては0.99%になります。現金を持っていると権利落ちの影響も薄まる、という当たり前の事実が数字で確認できます。
検証:株価予測システムは配当落ちを織り込んでいた
この実験では、平日朝に更新される株価予測システムを補助情報として参照しています。9月29日版のデータを開いたところ、伊藤忠の基準価格が2,204.0円になっていました。9月28日の終値は2,226.0円です。差はちょうど22円、中間配当と同じ額でした。
偶然かどうかを確かめるため、9銘柄で9月28日終値と予測データの基準価格を突き合わせました。
| 銘柄 | 9月28日終値 | 予測データの 基準価格 | 差 | 中間配当 (1株) | 一致 |
| 伊藤忠商事(8001) | 2,226.0円 | 2,204.0円 | -22.0円 | 22円 | ✅ |
| ENEOS HD(5020) | 1,428.5円 | 1,411.5円 | -17.0円 | 17円 | ✅ |
| 第一生命HD(8750) | 1,943.5円 | 1,907.5円 | -36.0円 | 36円 | ✅ |
| ホンダ(7267) | 1,718.0円 | 1,683.0円 | -35.0円 | 35円 | ✅ |
| 商船三井(9104) | 7,121.0円 | 7,021.0円 | -100.0円 | 100円 | ✅ |
| りそなHD(8308) | 2,559.5円 | 2,541.0円 | -18.5円 | 18.5円 | ✅ |
| みずほFG(8411) | 8,799.0円 | 8,724.0円 | -75.0円 | 75円 | ✅ |
| NTT(9432) | 174.7円 | 172.0円 | -2.7円 | 2.7円 | ✅ |
| JT(2914) | 6,850.0円 | 6,850.0円 | 0円 | なし(12月決算) | ✅ |
当サイトが2026年9月29日版の予測データとYahoo!ファイナンスの終値を突き合わせた結果です。中間配当は各社の会社予想にもとづく1株あたり金額です。
8銘柄すべてで差が中間配当とぴったり一致しました。そして決め手になったのがJTです。JTは12月決算で9月末に配当の権利がありません。基準価格は6,850円のまま、差はゼロでした。
つまり予測システムは配当落ち調整後の株価を読み込んでいます。権利落ち日の朝に見る基準価格は、前日の終値より低く表示されるということです。ここを知らずに「昨日の終値」と比べると、下がっていないのに下がったと勘違いします。
損切り値も配当分ずれる|そのまま使ってはいけない
基準価格が配当分だけ低いということは、そこから計算される損切り値・利確値も同じだけ低く出ます。9月29日版の数字と、実験が使っているラインを並べます。
| 銘柄 | 予測システムの 損切り / 利確 | 実験の 損切り / 利確 | メモ |
| 伊藤忠商事(8001) | 2,094円 / 2,424円 | 2,176円 / 2,496円 | 実験のほうが82円高い |
| ENEOS HD(5020) | 1,337円 / 1,561円 | 1,354円 / 1,597円 | 実験のほうが17円高い |
| アステラス製薬(4503) | 対象外 | 2,192円 / 2,520円 | 予測対象51銘柄に含まれない |
| 日経平均 | 63,853円 / 71,386円 | − | 基準価格が9月25日終値のまま |
ENEOSの差17円は中間配当と同額です。予測システムが配当落ち後の株価で計算し、実験は配当落ち前の株価で決めたラインを使っているため、その分だけ食い違います。
実験は第7週の戦略で「9月29日以降の損切り判定は終値+中間配当で行う」と決めました。ラインは動かさず、比べる側の株価に配当を足し戻すやり方です。損切りルールの考え方はAI投資実験室の損切りルールにまとめています。
日経平均は調整されず、しかも1営業日古い
個別株と違い、日経平均の基準価格は66,364.20円のままでした。これは9月25日(金)の終値です。9月28日(月)の終値は65,877.62円だったので、486.58円ぶん古い数字を見ていることになります。
① 配当落ちの調整がない
株価指数は個別株のような配当落ち調整がされません。9月29日の日経平均は、配当落ち分だけ実勢より低く始まる可能性があります。
② 更新が1営業日遅れ
9月28日終値が反映されず、9月25日終値のままでした。同じ現象は9月25日版でも起きています(当サイトが第7週の戦略記事で記録済み)。
③ 順位も損切り値も使えない
この日の日経平均はday1で51銘柄中51位でした。基準価格が古いままの順位なので、そのまま判断材料にはできません。
④ 実験への影響
新規買いの条件に「前日の日経平均が64,500円以上」を使っています。予測データではなくYahoo!ファイナンスの終値で確認します。
日経平均と個別株の使い分けはAI投資実験セクター選定戦略でも触れました。指数は地合いを測る道具であって、順位を競わせる対象ではありません。
権利落ち後の損切り判定|3銘柄の距離
ルールどおり「9月28日終値+中間配当」で判定します。ラインは第7週の戦略で決めた値のままです。
| 銘柄 | 終値+中間配当 | 損切りライン | 距離 | 判定 |
| 伊藤忠商事(8001) | 2,248.0円 | 2,176円 | -3.20% | 継続保有 |
| アステラス製薬(4503) | 2,394.0円 | 2,192円 | -8.44% | 継続保有 |
| ENEOS HD(5020) | 1,445.5円 | 1,354円 | -6.33% | 継続保有 |
いちばん損切りに近いのは伊藤忠です。距離は-3.20%しかありません。含み益が+13.37%と最大の銘柄が、同時にいちばん損切りに近い。利益を守るためにラインを引き上げた結果なので、これは想定どおりの状態です。
📌 アステラス製薬の引き上げ条件は不発でした
第7週の戦略では「9月28日の終値が2,404.5円以上なら、翌営業日から損切りを2,290円(取得単価と同じ建値)へ引き上げる」と決めていました。実際の終値は2,354円で、条件に50.5円届きませんでした。損切りは2,192円のまま据え置きです。
条件を満たさなかった事実もそのまま記録します。決めたルールを後から緩めないことが、この実験でいちばん大事にしている部分です。
いま全部損切りしても、実験はプラスで終わります
3銘柄すべてが損切りラインに触れて売却された場合を計算しました。
| 銘柄 | 取得単価 | 損切りライン | 株数 | 損益 |
| 伊藤忠商事(8001) | 1,963.5円 | 2,176円 | 13株 | +2,762.5円 |
| アステラス製薬(4503) | 2,290.0円 | 2,192円 | 10株 | -980円 |
| ENEOS HD(5020) | 1,431.5円 | 1,354円 | 20株 | -1,550円 |
| 売買損益 合計 | − | − | − | +232.5円 |
| 中間配当を加算 | − | − | − | +1,258.5円 |
最悪のシナリオでも+1,258.5円です。理由は単純で、伊藤忠の損切りライン2,176円が取得単価1,963.5円より212.5円も高い位置にあるからです。含み益を伸ばした銘柄のラインを引き上げてきた結果、ポートフォリオ全体の下限が元本を上回りました。
ただし前提が2つあります。損切りラインちょうどで約定すること、そして3銘柄が同時に急落しないことです。実際には窓を開けて下に飛べばラインより安く売ることになります。想定最大損失の考え方はAI投資実験ポジションサイジング手法で整理しています。
9月29日版の予測順位
参考として、予測システムの順位も残しておきます。対象は51銘柄(指数を含む)です。
| 銘柄 | day1 | week1 | month1 |
| 伊藤忠商事(8001) | 49位 | 45位 | 14位 |
| ENEOS HD(5020) | 15位 | 35位 | 2位 |
| アステラス製薬(4503) | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| 日経平均 | 51位 | 24位 | 17位 |
day1の上位5銘柄は第一生命HD、商船三井、りそなHD、みずほFG、ホンダでした。当サイトが確認した範囲では、5銘柄とも3月期決算で9月末に中間配当の基準日を置いています。つまり上位はすべて、この朝に配当落ち調整で基準価格が下がった銘柄でした。
スコアは移動平均やRSIなど価格ベースの指標から作られます。価格が配当分だけ下がれば、指標の見え方も変わります。権利落ち日のday1順位は、平常時と同じようには読めないと考えるべきです。day1順位を売買判断に使わない方針は第5週の戦略記事から続けています。
実験45日目の教訓3点
① 権利落ち日は「前日終値」の定義が二重になる
証券会社の株価と予測システムの基準価格が別物になります。比べるときは、どちらが配当落ち調整後かを先に確かめてください。
② 指数と個別株で調整の有無が違う
個別株は配当分だけ下がり、指数はそのままです。同じ画面に並んでいても性質が違います。順位で比べる意味はありません。
③ 配当は損益の底を持ち上げる
1,026円は損切り全発動時の+232.5円を+1,258.5円に変えました。値上がりだけを見ていると、この効きは見落とします。
AI投資実験権利落ちに関するFAQ
Q1. 権利落ち日とは何ですか?
配当や株主優待を受け取る権利がなくなる最初の日です。2026年9月末が基準日の銘柄では、9月28日(月)が権利付最終日、9月29日(火)が権利落ち日、9月30日(水)が権利確定日でした。9月28日の取引終了時点で持っていれば権利を得られます。
Q2. この実験は中間配当をいくら受け取りますか?
3銘柄合計で1,026円です。伊藤忠商事が22円×13株=286円、アステラス製薬が40円×10株=400円、ENEOSホールディングスが17円×20株=340円です。実験では税金を考えないルールのため、この金額をそのまま9月30日に未収配当として損益に加えます。
Q3. 権利落ちで株価はどれくらい下がりますか?
理論上は1株あたりの配当額だけ下がります。2026年9月28日終値に対する比率は、伊藤忠が0.99%、アステラスが1.70%、ENEOSが1.19%です。実験の保有分合計では81,048円に対して1,026円、つまり1.27%にあたります。実際の値動きは需給や地合いで変わります。
Q4. 株価予測システムは権利落ちをどう扱っていましたか?
当サイトが2026年9月29日版の予測データを調べたところ、個別株の基準価格は9月28日終値から中間配当を差し引いた値になっていました。伊藤忠は2,226円→2,204円で差はちょうど22円です。12月決算で9月末に権利のないJTは6,850円のまま変わりませんでした。
Q5. 日経平均の基準価格はどうなっていましたか?
9月25日終値の66,364.20円のままでした。9月28日終値は65,877.62円だったので、486.58円ぶん古い値です。指数は配当落ちの調整がされないうえ、更新も1営業日遅れていました。この日の日経平均の順位や損切り値はそのまま使えません。
Q6. 損切りラインは権利落ちでどう扱いますか?
第7週の戦略で決めたルールに従い、9月29日以降は「終値+中間配当」で判定します。ラインそのものは動かしません。9月28日終値に配当を足した値は伊藤忠2,248円、アステラス2,394円、ENEOS1,445.5円で、損切りまでの距離はそれぞれ-3.20%、-8.44%、-6.33%です。
Q7. いま全部損切りしたらいくら損しますか?
損はしません。損切りラインで全株を売ったと仮定すると、伊藤忠は+2,762.5円、アステラスは-980円、ENEOSは-1,550円で合計+232.5円です。中間配当1,026円を足すと+1,258.5円になります。伊藤忠の損切りラインが取得単価より高い位置にあるためです。
Q8. 9月29日に新しく買う予定はありますか?
ありません。保有は3銘柄で上限に達しています。評価額103,992.5円は新規買い停止ライン100,732.8円を上回っていますが、そもそも枠が空いていません。枠が空いた場合の候補はホンダ・NTT・住友化学の順です。
Q9. アステラス製薬の損切りラインは上がりましたか?
上がりませんでした。第7週の戦略では「9月28日終値が2,404.5円以上なら翌営業日から2,290円へ引き上げる」と決めていました。実際の終値は2,354円で条件に届かず、損切りは2,192円のまま据え置きです。
📋 まとめ:AI投資実験権利落ち日の記録
AI投資実験権利落ちの日は、配当1,026円が確定した日であり、参照データの基準価格が静かにずれた日でもありました。数字が動いていないのに動いて見える。その仕組みを知っているかどうかで、この朝の判断は変わります。
- 損益は2026年9月28日終値で +3,992.5円(+3.99%) に固定
- 中間配当 1,026円(伊藤忠286円・アステラス400円・ENEOS340円)が確定
- 権利落ちの理論値は保有分に対して -1.27%
- 予測システムの基準価格は 9月28日終値-中間配当。8銘柄で完全一致、12月決算のJTは差ゼロ
- 日経平均は調整なし・9月25日終値のまま(486.58円古い)
- 損切り判定は 終値+中間配当。伊藤忠の距離は-3.20%と最も近い
- アステラスの損切り引き上げ条件(2,404.5円)は 不発、2,192円で据え置き
- 全銘柄が損切りしても +1,258.5円(配当込み)で終わる計算
🔗 一次情報で確認する
出所:Yahoo!ファイナンス(株価・配当予想)/当サイトの株価予測システム 2026年9月29日版(day1・week1・month1)。確認日:2026年9月29日。損益・利回り・理論値はすべて当サイトが計算した値です。
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