📈 野村不動産ホールディングス(3231)株価チャート
¥881 +10(+1.10%)出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-10-01 09:04 更新
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野村不動産配当利回り2026は4.85%です。2027年3月期の年間配当は44円の予想で、実現すれば15期連続の増配になります。100株を90,800円で買える手軽さに加え、配当に「DOE4%」という下限を設けているのが特徴です。一方で第1四半期は純利益が36.5%減りました。増配の仕組みと減益の中身を、2026年9月25日終値ベースで整理します。
📌 この記事でわかること
- 2026年9月25日終値ベースの配当利回りと主要指標
- 15期連続増配(5円→44円)の配当推移
- 「総還元性向40〜50%」と「DOE4%下限」という2つの物差し
- DOE4%から逆算した配当の下限の目安(当サイト試算)
- 第1四半期の大幅減益が「計画どおり」とされた理由
- 株価水準ごとの利回り早見表と、他の高配当株との比較
- 買う前に確認したい4つの注意点
🗺️ この記事の全体像
① 利回り
株価908円・年44円で4.85%。100株は90,800円です。
② 15期連続増配
分割調整後で5円→44円の8.8倍。途中の減配はありません。
③ 配当の床
DOE4%が下限。今の純資産なら1株約37円が目安です。
④ 注意点
1Qは純利益-36.5%。利益が下期に偏る事業です。
野村不動産配当利回り2026の基本データ
2026年9月25日(金)の終値ベースで整理します。
| 項目 | 2026年9月25日終値ベース |
| 証券コード / 市場 | 3231 / 東証プライム(不動産業) |
| 株価 | 908円(前日比 +2円・+0.22%) |
| 年間配当予想(2027年3月期) | 44円(中間22円+期末22円) |
| 配当利回り | 4.85% |
| 最低投資額(100株) | 90,800円 |
| PER(会社予想) | 9.02倍(EPS予想 100.61円) |
| PBR(実績) | 0.97倍(BPS 936.09円) |
| 配当性向(予想) | 約43.7%(44円÷100.61円) |
| ROE(実績) | 10.68% |
| 自己資本比率 | 28.5% |
| 時価総額 | 約8,335億円 |
| 年初来高値 / 安値 | 1,166円(2月27日)/ 884円(6月4日) |
| 出来高(9月25日) | 4,432,000株 |
| 株主優待 | なし(当サイト確認の範囲) |
出所:Yahoo!ファイナンス(株価・指標)/野村不動産ホールディングス 2027年3月期 第1四半期決算短信(配当予想)。確認日:2026年9月28日。
野村不動産ホールディングスは、マンション「プラウド」の住宅事業、オフィスビルなどの都市開発事業、資産運用や仲介などを手がける不動産グループの持株会社です。
配当推移|15期連続増配で5円から44円へ
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年間配当を16期分並べます。2025年3月31日を基準日に1株を5株へ分割しているため、それ以前の金額は分割後の基準にそろえています。
| 決算期 | 年間配当(分割調整後) | 前期比 |
| 2012年3月期 | 5円 | ― |
| 2014年3月期 | 7円 | +1円 |
| 2016年3月期 | 11.5円 | +2.5円 |
| 2018年3月期 | 14円 | +1円 |
| 2020年3月期 | 16円 | +1円 |
| 2021年3月期 | 16.5円 | +0.5円 |
| 2022年3月期 | 19.5円 | +3円 |
| 2023年3月期 | 24円 | +4.5円 |
| 2024年3月期 | 28円 | +4円 |
| 2025年3月期 | 34円 | +6円 |
| 2026年3月期 | 40円 | +6円 |
| 2027年3月期 (会社予想) | 44円 | +4円 |
出所:ダイヤモンド・ザイ(2026年4月24日)掲載の配当推移。2013・2015・2017・2019年3月期は表から省略(それぞれ6円・9円・13円・15円でいずれも増配)。
■ 年間配当の推移(分割調整後)
2020年3月期から2021年3月期は+0.5円と小幅でしたが、それでも減配はしていません。2023年3月期以降は毎年4〜6円ずつ増えています。
15年で8.8倍という伸びは、当サイトで扱った連続増配株の中でも目立つ数字です。連続増配株の探し方は長期保有おすすめ株2026でも整理しています。
配当を決める2つの物差し|総還元性向とDOE4%下限
野村不動産ホールディングスは、配当の決め方として2つの基準を組み合わせています。
① 総還元性向 40〜50%
純利益のうち40〜50%程度を、配当と自社株買いの合計で株主に返す方針です。利益が増えれば還元も増えます。
② DOE 4%を下限
2025年3月期から導入。株主資本に対して4%以上の配当を出すことを下限にしています。利益が落ちた年の「床」になります。
DOE4%から逆算した配当の下限の目安
DOEは「年間配当÷1株あたり株主資本」です。実績のBPS(1株あたり純資産)936.09円で当サイトが概算しました。
■ 配当予想とDOE下限の目安(1株あたり)
936.09円×4%=約37.4円です。会社のDOEは株主資本(純資産から非支配株主持分などを除いたもの)の期中平均で計算するため、実際の下限はこの数字と少しずれます。あくまで目安として見てください。
ここがポイントです。予想44円は目安の下限を約6.6円上回っています。利益が大きく落ちても、配当が一気に半分になる設計ではありません。一方で、利益が伸びれば総還元性向の枠で配当も伸ばせます。
配当の決め方は銘柄ごとに違います。利益連動型・累進型・DOE型の違いは高配当株選び方利回り2026で整理しています。
第1四半期は純利益36.5%減|それでも通期予想を据え置いた理由
2026年7月30日に発表された2027年3月期第1四半期(4〜6月)の数字です。通期予想に対する進捗を当サイトで計算しました。
| 項目 | 第1四半期実績 | 前年同期比 | 通期予想 | 進捗率 |
| 売上高 | 約1,910億円 | -13.7% | 10,800億円(+14.6%) | 17.7% |
| 営業利益 | 約255億円 | 約-30% | 1,400億円(+1.3%) | 18.2% |
| 経常利益 | 約216億円 | 約-36% | 1,250億円(+0.2%) | 17.3% |
| 純利益(親会社帰属) | 約147億円 | -36.5% | 860億円(+3.8%) | 17.1% |
出所:野村不動産ホールディングス 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年7月30日)の要約記事。営業利益・経常利益の前年同期比は公表額から当サイト概算。進捗率は当サイト算出。
① 引き渡しのタイミング
住宅分譲の引き渡し戸数が861戸から699戸に減りました。マンションは完成・引き渡し時に売上を計上するため、四半期ごとの差が大きく出ます。
② 物件売却の端境期
都市開発の収益不動産の売却が365億円から202億円に減りました。ビルの売却は年度後半に集中しやすい事業です。
③ 採算はむしろ改善
住宅分譲の粗利益率は25.9%から26.9%へ上がりました。通期の住宅売上に対する契約済みの割合は71.8%です。
会社は通期予想(売上・各利益とも過去最高の水準)を据え置いています。4分の1にあたる25%に届いていない点は事実なので、第2四半期(11月発表予定)で進捗が戻るかを確認したいところです。
株価水準別の利回り早見表
年間配当44円を固定して、買値ごとの利回りを並べます。2026年は年初来高値から約22%下の水準にいます。
| 買値 | 100株の投資額 | 年間配当(100株) | 配当利回り | メモ |
| 884円 | 88,400円 | 4,400円 | 4.98% | 年初来安値(6月4日) |
| 908円 | 90,800円 | 4,400円 | 4.85% | 9月25日終値 |
| 1,000円 | 100,000円 | 4,400円 | 4.40% | ― |
| 1,166円 | 116,600円 | 4,400円 | 3.77% | 年初来高値(2月27日) |
4月24日の決算発表時点(終値1,003円)では利回りは約4.39%でした。配当予想は変わらず株価が下がったため、利回りが約0.46ポイント上がっています。
配当の受け取りスケジュール
配当は年2回です。権利付最終日までに買って保有していれば、その回の配当を受け取れます。
📅 2026年9月28日(月)
中間の権利付最終日中間配当22円の対象になる最終日です
📅 2026年9月30日(水)
中間の基準日株主名簿が確定する日です。支払いは例年の案内で確認してください
📅 2027年3月29日(月)見込み
期末の権利付最終日期末配当22円(予想)の対象です(当サイト計算)
■ 100株で受け取れる年間配当(税引き後)
課税口座:44円 × 100株 = 4,400円 → 源泉徴収20.315%(約894円)を引いて手取り約3,506円
NISA口座(株式数比例配分方式):4,400円がそのまま受け取れます
10万円以下で買えるため、新NISAの成長投資枠で少しずつ買い増す使い方にも向いています。枠の使い方は新NISA完全ガイド2026で解説しています。
当サイトで扱った高配当株との比較
同じ不動産・住宅系や、連続増配で知られる銘柄と並べます。
| 銘柄 | 配当利回り | 連続増配 | 最低投資額 |
| 野村不動産HD(3231) | 4.85% | 15期(予想) | 約9.1万円 |
| 大和ハウス工業(1925) | 3.75% | 16期 | 記事作成時点で約26万円 |
| 三菱HCキャピタル(8593) | 3.6% | 28期 | 記事作成時点で約12万円 |
※野村不動産HDは2026年9月25日終値ベース。ほかの銘柄は各記事の作成時点で固定した数値で、現在の値とは異なります。
利回りは3銘柄の中でもっとも高く、投資額はもっとも少なくて済みます。住宅系の比較は大和ハウス工業配当利回り2026、連続増配の代表例は三菱HCキャピタル配当利回り2026もご覧ください。
買う前に確認したい4つのポイント
① 金利上昇への弱さ
不動産会社は借入で物件を持つため、金利が上がると利払いが増えます。自己資本比率は28.5%で、日銀が利上げを続ける局面では株価の重しになりやすい業種です。
② 利益が下期に偏る
引き渡しと物件売却のタイミングで四半期の利益が大きく振れます。第1四半期の進捗は17%台で、通期達成は下期しだいです。
③ 下限はあくまで方針
DOE4%の下限は会社の方針であり、減配しない保証ではありません。純資産が減れば、目安の下限も下がります。
④ 自社株買いは未定
総還元性向40〜50%のうち、今期は配当が中心です。会社は現時点で追加の自社株買いを予定していないと説明しています。
利回りだけで選ばない考え方は、株長期保有メリットデメリットでも整理しています。9月権利の銘柄を広く探すなら高配当株おすすめ2026もご覧ください。
野村不動産配当利回り2026に関するFAQ
Q1. 野村不動産ホールディングスの配当利回りは今いくらですか?
2026年9月25日終値908円と、2027年3月期の年間配当予想44円で計算すると4.85%です。年初来安値884円で買えていれば4.98%、年初来高値1,166円なら3.77%になります。
Q2. 100株買うにはいくら必要ですか?
2026年9月25日終値908円なら90,800円です。2025年3月31日を基準日に1株を5株へ分割したため、10万円以下で1単元を買えるようになりました。
Q3. 配当はいつもらえますか?
中間(9月末)と期末(3月末)の年2回です。2027年3月期の予想は中間22円・期末22円です。中間配当の権利付最終日は2026年9月28日(月)で、次の期末配当は2027年3月末が基準日です。
Q4. 何年連続で増配していますか?
2027年3月期の予想どおりなら15期連続の増配です。株式分割を調整した年間配当は、2012年3月期の5円から2027年3月期予想の44円まで8.8倍に増えています。
Q5. 配当が減ることはありませんか?
会社は2025年3月期から「DOE(株主資本配当率)4%を満たす水準を下限とする」方針を掲げています。業績が落ちても配当に床がある設計です。ただし下限はあくまで目安で、減配しないと約束したものではありません。
Q6. 第1四半期は大きく減益でしたが大丈夫ですか?
2026年4〜6月は売上高が13.7%減、純利益が36.5%減でした。ただし住宅の引き渡しや物件売却が下期に偏る事業のため、会社は通期予想を据え置いています。住宅分譲の粗利益率は25.9%から26.9%へむしろ上がっています。
Q7. 株主優待はありますか?
当サイトが確認した範囲(ダイヤモンド・ザイ、Yahoo!ファイナンス)では、株主優待制度はありません。株主還元は配当が中心です。
Q8. 自社株買いはしていますか?
2024年10月に発行済株式数の1.02%を上限とする自社株買いを発表した実績があります。ただし2027年3月期の第1四半期決算の説明では、現時点で追加の取得は予定していないとされています。
Q9. PBR1倍割れは割安という意味ですか?
2026年9月25日時点のPBRは0.97倍で、株価が1株あたり純資産(936.09円)をわずかに下回っています。PERも9.02倍と低めです。ただし不動産会社は借入が多く、金利が上がる局面では評価が下がりやすい点も織り込まれています。
Q10. NISAで買う意味はありますか?
NISA口座で株式数比例配分方式を選べば、年44円×100株=4,400円を税金なしで受け取れます。課税口座なら20.315%(約894円)が差し引かれます。
📋 まとめ:野村不動産配当利回り2026の要点
野村不動産配当利回り2026は4.85%です。15期連続の増配予想と、DOE4%という配当の下限をあわせ持つ点が強みです。一方で第1四半期は大きく減益で、金利上昇にも弱い業種です。
- 株価908円・年44円で 配当利回り4.85%(2026年9月25日終値)
- 100株 90,800円 で買える(2025年に1株→5株へ分割)
- 分割調整後の配当は 5円→44円の8.8倍・15期連続増配(予想)
- 方針は 総還元性向40〜50% と DOE4%下限
- DOE4%から逆算した下限の目安は 1株約37円(当サイト試算)
- 第1四半期は 純利益-36.5%、通期予想は据え置き
- PER9.02倍・PBR0.97倍 と評価は低め
🔗 一次情報で確認する
出所:野村不動産ホールディングス 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年7月30日)/同社「株式分割、株式分割に伴う定款の一部変更及び配当予想の修正に関するお知らせ」/Yahoo!ファイナンス(株価・指標)/ダイヤモンド・ザイ(配当推移・還元方針)。確認日:2026年9月28日。
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