📈 LIXIL(5938)株価チャート

¥1,696 +21(+1.25%)
¥1,649 ¥1,726 ¥1,803 ¥1,879 ¥1,956 7/1 7/15 7/30 8/14 8/28 9/11 9/30

出典: Yahoo Finance Japan / 終値・日足(約3ヶ月)/ 2026-10-01 09:04 更新

⚠️ 本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。収益はサイト運営に使用しています。

LIXIL配当利回り2026は5.20%です。年90円は2023年3月期から5期連続の据え置きで、2026年3月期の配当性向は317.7%でした。利益の3倍を配っても減配しないのは、配当の物差しが利益ではなくEBITDAだからです。中間配当45円の権利付最終日は2026年9月28日です。

📌 この記事でわかること

  • 2026年9月18日終値ベースの配当利回りと主要指標
  • 配当性向317.7%という数字の意味と、その計算根拠
  • 利益が足りなくても減配しない理由(EBITDA基準の配当方針・原文)
  • 純損失の年も90円を維持した5期連続据え置きの実際
  • 第1四半期「営業利益-74.3%・最終赤字」と通期進捗4.7%の読み方
  • PER41.45倍とPBR0.76倍が同居する理由
  • 株価水準ごとの利回り早見表と9月末の中間配当日程
  • アコム・JFE・いすゞなど当サイトで扱った高利回り銘柄との比較

🗺️ この記事の全体像

① 利回り

株価1,730円・年90円で5.20%。100株で17万3,000円です。

② 配当性向317%

2026年3月期のEPS28.33円に対し年90円。利益の約3.2倍です。

③ 物差しはEBITDA

公式方針は「中期的なEBITDAの水準に基づき決定」。性向目標は撤廃済みです。

④ 第1四半期

営業利益17.62億円は通期進捗4.7%。最終は35.07億円の赤字でした。

LIXIL配当利回り2026の基本データ

2026年9月18日(金)の終値ベースで整理します。9月19日から21日は休場のため、以降この記事の数値はすべてこの時点で固定します。

項目2026年9月18日終値ベース
証券コード / 市場5938 / 東証プライム
株価1,730円(前日比 -27円・-1.54%)
年間配当予想(2027年3月期)90円(中間45円+期末45円)
配当利回り5.20%
最低投資額(100株)173,000円
PER(会社予想)41.45倍
PBR(実績)0.76倍
ROE(実績)1.27%
ROA(実績)0.44%
自己資本比率35.3%(第1四半期末は33.8%)
時価総額約4,976億円
年初来高値 / 安値1,943円(1月15日)/ 1,571.5円(4月30日)
出来高(9月18日)4,033,000株
決算期3月期(IFRS)
株主優待なし(2019年9月実施分を最後に廃止)

出所:Yahoo!ファイナンス・LIXIL公式IR(確認日:2026年9月21日)。1株純資産は株価÷PBRで当サイト算出し約2,276円。

配当性向317.7%|利益の3倍を配っている

LIXILの配当を語るうえで、最初に押さえるべき数字が配当性向です。利益に対してどれだけ配ったかを示す比率で、通常は30〜50%程度が目安とされます。

決算期親会社帰属当期利益1株利益(EPS)年間配当配当性向
2024年3月期-139億円-47.9円90円算出不能(最終赤字)
2025年3月期20億円0.70円90円約12,900%
2026年3月期81億円28.33円90円317.7%
2027年3月期
(会社予想)
120億円41.75円90円215.6%

※EPSは各期の親会社帰属当期利益を発行済株式数(約2億8,766万株)で割って当サイトが算出。配当性向は年間配当÷EPS。

純利益81億円に対し、配当総額は約259億円

2026年3月期を金額で並べると、開きがはっきりします。

■ 2026年3月期の利益と配当(当サイト概算)

親会社帰属利益81億円
配当総額約259億円

配当総額は年90円×発行済株式数(約2億8,766万株)で当サイトが概算したものです。利益の約3.2倍を配っている計算になります。

この差額は、過去に積み上げた利益剰余金や営業キャッシュフローから出ています。会計上の利益が小さくても、現金が回っていれば配当は出せます。逆に言えば、キャッシュフローが細った時点で前提は崩れます。

配当推移|純損失の年も90円を減らさなかった

配当の実額を並べると、2023年3月期からまったく動いていません。増配していないという見方もできますが、その間に最終赤字の年があったことを合わせて見る必要があります。

決算期中間期末年間その年の最終損益
2021年3月期35円40円75円黒字
2022年3月期40円45円85円黒字
2023年3月期45円45円90円―
2024年3月期45円45円90円-139億円(赤字)
2025年3月期45円45円90円20億円
2026年3月期45円45円90円81億円
2027年3月期
(会社予想)
45円45円90円120億円(予想)

■ 年間配当の推移

2021年3月期75円
2022年3月期85円
2023年3月期90円
2024年3月期90円
2025年3月期90円
2026年3月期90円
2027年3月期予90円

連続増配株ではありません。予想を含めて5期連続の据え置きです。ただし2024年3月期の最終赤字139億円の年も、配当は90円のまま動きませんでした。

高配当株を探すときは「連続増配」という言葉に引っ張られがちです。LIXILはその枠には入りません。評価すべきは増配の回数ではなく、赤字の年に減らさなかったという事実のほうです。

減配しない理由|配当の物差しが利益ではなくEBITDA

配当性向317.7%でも配当が動かないのは、LIXILが配当の根拠に利益を使っていないからです。公式の株主還元方針に、はっきりと書かれています。

■ LIXILの配当方針(公式サイトより引用)

「当社は、長期にわたり安定した配当を実施することを株主還元の基本とし、中期的なEBITDAの水準に基づき、年間配当金額を決定するとともに、自己株式の取得は機動的に行うことを方針とする。」

出所:LIXIL「株主還元・配当」(公式IR)

① EBITDAとは

営業利益に減価償却費などを足し戻した、現金に近い利益の指標です。工場や設備を多く持つ会社ほど、会計上の利益より大きくなります。

② 性向目標は撤廃済み

以前は連結配当性向30%以上を掲げていましたが、2025年3月期からその目標自体を取り下げています。配当性向は、もう判断材料ではありません。

③ 判断は「中期的」

単年のEBITDAではなく中期的な水準で決めるため、1年だけ悪化しても配当は動きにくい設計です。

同じ「利益以外の物差し」を使う銘柄との比較

当サイトで扱ってきた高配当銘柄も、配当の根拠はそれぞれ違います。並べると特徴がはっきりします。

銘柄配当の物差し利益が落ちたときの挙動
LIXIL(5938)中期的なEBITDA動きにくい(性向目標なし)
JFE(5411)配当性向30%程度+年80円を下限下限80円で止まる
SUBARU(7270)DOE3.5%・累進配当純資産が減らなければ維持
デンソー(6902)DOE3.0%からの継続的上昇純資産基準のため鈍い
いすゞ(7202)配当性向(平均)40%利益に連動して動く

利益に連動する会社ほど、減益のときに配当も落ちます。LIXILは連動しにくい側の代表例です。ただし「落ちにくい」は「絶対に落ちない」ではありません。EBITDAそのものが中期的に縮めば、配当の土台も縮みます。

第1四半期の中身|営業利益-74.3%・進捗4.7%

2026年7月30日に発表された2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、通期計画との差が大きい内容でした。

項目第1四半期実績前年同期比通期予想進捗率
売上収益3,792億円+4.0%1兆6,000億円23.7%
営業利益17.62億円-74.3%375億円4.7%
親会社帰属利益-35.07億円赤字拡大120億円―
1株利益(EPS)-12.20円―41.75円―

出所:2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年7月30日)。進捗率は当サイト算出。

売上は伸びている

売上収益は前年同期比4.0%増で、進捗も23.7%と計画どおりです。問題は売上ではなく利益率のほうにあります。

利益だけが落ちた

原材料価格の高騰と為替の影響が重石になったと会社は説明しています。営業利益率は0.46%まで下がりました。

通期予想は据え置き

会社は通期の営業利益375億円と配当90円をどちらも変えていません。下期での回復を前提にした計画です。

進捗4.7%という数字だけを見て「下方修正は確実」と決めつけるのは早計です。LIXILの住宅設備事業は下期に偏る季節性があります。ただし、第2四半期(7〜9月)の発表で改善が見えなければ、通期予想の前提は問い直されることになります。

PER41.45倍とPBR0.76倍が同居する理由

LIXILの指標を見ると、割高に見えるPERと割安に見えるPBRが同時に並びます。これは矛盾ではなく、分母が違うだけです。

PER 41.45倍(高い)

分母は1年の利益です。予想EPS41.75円に対して株価1,730円なので、倍率が大きく出ます。利益が小さいことの裏返しです。

PBR 0.76倍(低い)

分母は純資産です。1株純資産は当サイト試算で約2,276円。株価はその76%で、いわゆる解散価値を下回る水準です。

この2つをつなぐのがROEです。PBR=ROE×PERという関係があり、LIXILのROEは実績1.27%と極めて低い水準です。純資産は厚いのに、その純資産が利益をほとんど生んでいない状態を、市場はPBR0.76倍という評価で示しています。

■ 純資産から見た配当(DOE換算)

年90円 ÷ 1株純資産 約2,276円 = 約3.95%。当サイトが扱ったDOE基準の銘柄(SUBARU3.5%・デンソー3.0%)より高い水準を、純資産に対して配っている計算になります。

PBRの低さとROEの低さは表裏の関係です。PBR1倍割れ銘柄の見方でも触れたとおり、安いから買いではなく、なぜ安いのかを確認してから判断してください。

株価水準別の利回り早見表

年間配当90円を固定して、買値ごとの利回りを並べます。年初来の値動きのなかでも1%以上の差が出ています。

買値100株の投資額年間配当(100株)配当利回りメモ
1,571.5円157,150円9,000円5.73%年初来安値(4月30日)
1,650円165,000円9,000円5.45%―
1,730円173,000円9,000円5.20%9月18日終値
1,800円180,000円9,000円5.00%―
1,943円194,300円9,000円4.63%年初来高値(1月15日)

利回り5%を確保したい場合の目安は1,800円です。終値1,730円から4%上がると、5%を割り込みます。買う株価を先に決めてから注文を出すほうが、あとの計算が崩れません。

9月中間配当の日程|権利付最終日は9月28日

中間配当45円を受け取るための日程です。基準日ではなく、権利付最終日で判断してください。

📅 9月28日(月)

権利付最終日

この日の大引けまでに買えば中間配当45円の権利を得られます

📅 9月29日(火)

権利落ち日

この日に買っても中間配当は受け取れません

📅 9月30日(水)

基準日

株主名簿が確定する日です

■ 100株で受け取れる中間配当(税引き後)

課税口座:45円 × 100株 = 4,500円 → 源泉徴収20.315%(914円)を引いて手取り約3,586円

NISA口座(株式数比例配分方式):4,500円がそのまま受け取れます

2026年9月21日は敬老の日、9月23日は秋分の日で東京証券取引所は休場です。9月の権利取りを狙う場合、動ける日が限られる点に注意してください。新NISAの枠の使い方は新NISA完全ガイド2026で整理しています。

当サイトで扱った高利回り銘柄との比較

利回りの高さだけを並べると、LIXILは当シリーズで最上位です。ただし配当の裏付けはいちばん薄い水準にあります。

銘柄株価年配当配当利回り配当性向PBR
LIXIL(5938)1,730円90円5.20%317.7%0.76倍
アコム(8572)480円台22円4.54%約30%―
JFE(5411)1,829円80円4.37%約34%0.44倍
いすゞ(7202)2,190円94円4.29%約40%1.00倍

※LIXILは2026年9月18日、アコムは9月11日、JFEは9月14日、いすゞは9月11日の各終値ベース。各社の記事作成時点で固定した数値です。

各銘柄の詳細はアコム配当利回り2026、JFE配当利回り2026、いすゞ配当利回り2026で扱っています。特別配当で利回りが跳ねた例はネクソン配当利回り2026を参照してください。

買う前に確認したい4つのポイント

① 増配は期待しにくい

2023年3月期から90円で据え置きです。配当性向215.6%の予想でも据え置きなので、利益が戻っても即増配とは限りません。

② 見るべきはEBITDAとキャッシュフロー

配当性向は判断材料になりません。営業キャッシュフローとEBITDAが中期的に維持できているかが、減配リスクの実質的な指標です。

③ 下期の利益回復

第1四半期の進捗は4.7%で最終赤字でした。第2四半期(7〜9月)の発表が最初の確認ポイントになります。

④ 買う株価を先に決める

年初来の高値と安値で利回りは4.63%〜5.73%まで動きました。1,800円を超えると5%を割り込みます。

LIXIL配当利回り2026に関するFAQ

Q1. LIXILの配当利回りは今いくらですか?

2026年9月18日終値1,730円と2027年3月期の年間配当予想90円で計算すると5.20%です。年初来安値1,571.5円なら5.73%、年初来高値1,943円なら4.63%になります。

Q2. 9月の中間配当をもらうにはいつまでに買えばいいですか?

2026年9月28日(月)の大引けまでに買って保有していれば、中間配当45円の権利を得られます。9月29日(火)が権利落ち日、9月30日(水)が基準日です。

Q3. 100株だと配当はいくらもらえますか?

年間90円×100株で9,000円(税引前)です。中間の45円分は4,500円で、課税口座なら20.315%が源泉徴収され手取りは約3,586円になります。NISA口座で株式数比例配分方式にしていれば非課税です。

Q4. 配当性向317%というのはどういう意味ですか?

2026年3月期の1株あたり利益28.33円に対して、年90円を配ったという意味です。利益の約3.2倍を配当に回した計算になります。利益からだけでは配当を賄えておらず、過去に積み上げた内部留保や手元資金が原資に含まれます。

Q5. 利益が足りないのに、なぜ減配しないのですか?

LIXILの配当方針が利益ではなくEBITDAを物差しにしているためです。公式の方針には「中期的なEBITDAの水準に基づき、年間配当金額を決定する」と明記されています。2025年3月期からは配当性向の目標そのものを撤廃しています。

Q6. 第1四半期が最終赤字でしたが、通期予想は下がりませんか?

2026年8月時点で会社は通期予想を据え置いています。ただし第1四半期の営業利益17.62億円は通期予想375億円に対して進捗4.7%で、前年同期比では74.3%減です。下期に利益が戻ることが前提の計画である点は意識しておく必要があります。

Q7. LIXILに株主優待はありますか?

ありません。2019年9月の実施分を最後に廃止されています。還元は配当のみです。優待付きの銘柄を探す場合は株主優待高利回りおすすめ2026を参照してください。

Q8. PER41倍なのにPBR0.76倍というのは矛盾していませんか?

矛盾ではありません。PERは1年の利益に対する倍率、PBRは純資産に対する倍率です。LIXILは純資産が厚い一方で利益が小さいため、PERだけが高く見えます。1株純資産は当サイト試算で約2,276円、株価はその76%の水準です。

Q9. 他の高利回り銘柄と比べてどうですか?

当サイトで扱った銘柄では、アコム(8572)が4.54%、JFE(5411)が4.37%、いすゞ(7202)が4.29%でした。LIXILの5.20%はこれらを上回りますが、配当性向はいずれの銘柄よりも高い水準です。

📋 まとめ:LIXIL配当利回り2026の要点

LIXIL配当利回り2026は5.20%。9月権利の銘柄では最上位級ですが、配当性向は317.7%で利益の裏付けは薄い水準です。それでも減配しないのは、配当の物差しが利益ではなくEBITDAだからです。

  • 株価1,730円・年90円で 配当利回り5.20%(2026年9月18日終値)
  • 2026年3月期の 配当性向は317.7%(EPS28.33円に対し年90円)
  • 配当総額は約259億円で、同期の 親会社帰属利益81億円の約3.2倍
  • 配当方針は 「中期的なEBITDAの水準に基づき決定」。性向目標は2025年3月期に撤廃
  • 年90円は 2023年3月期から据え置き。2024年3月期の最終赤字139億円の年も維持
  • 第1四半期は 営業利益17.62億円(-74.3%)・通期進捗4.7%、最終は35.07億円の赤字
  • PER41.45倍とPBR0.76倍 の同居はROE1.27%の低さが背景
  • 純資産から見た配当(DOE換算)は 約3.95%
  • 株主優待は 2019年9月を最後に廃止。還元は配当のみ
  • 中間配当45円の 権利付最終日は2026年9月28日(月)

🔗 一次情報で確認する

出所:LIXIL公式IR「株主還元・配当」/2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年7月30日)/Yahoo!ファイナンス(株価・指標・配当履歴・時系列データ)。確認日:2026年9月21日。

📈 LIXILのような高配当株を少額から買うなら松井証券

1日50万円以下の取引は手数料無料。LIXIL100株(17万3,000円)なら手数料はかかりません。NISA口座で配当を非課税で受け取る設定も、ネット完結で手続きできます。口座開設は最短当日です。

📖 高配当株投資をさらに学べるおすすめ書籍

配当で受け取る仕組みと、長く持ち続けるための考え方を学べる3冊です。

※Amazonアソシエイトのリンクを含みます

📚 オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資

著者:長期株式投資 参考価格:1,540円

元手5万円から配当を積み上げた会社員の記録です。銘柄の選び方と増配株の見極め方を、実際の日本株の例で追えます。

Amazonで見る →

📚 世界一やさしい 株の教科書 1年生

著者:ジョン・シュウギョウ 参考価格:1,738円

PER・PBR・配当性向といった基本指標の読み方を図解でたどれる入門書です。数字の意味からつまずいている方に向きます。

Amazonで見る →

📚 敗者のゲーム[原著第8版]

著者:チャールズ・エリス 参考価格:2,200円

売買を減らすほど成績が上がる理由を説いた古典です。高配当株を長期で持つ判断の背骨になります。

Amazonで見る →

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の株価・配当・指標は2026年9月18日終値時点で確認した公表情報にもとづきます。配当予想・業績予想は変更されることがあるため、必ず会社の公式IRおよび適時開示で最新情報をご確認ください。

📩 最新ガジェット情報をメールでお届けします

副業に役立つ新着ガジェット・セール情報を無料でお届け。いつでも解除できます。